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健康栄養 一般・地域

公開講座2025「噛むことの大切さから健康長寿を探る」を開催しました

12月6日、産官学・地域・生涯教育センター主催の公開講座「噛むことの大切さから健康長寿を探る」を開催しました。講師は、健康栄養学科の柳澤幸江教授です。

産官学・地域・生涯教育センター:2014年4月、地域連携に関する活動の企画・調整・運営および支援を行うことを目的として、設置された地域連携センターが、2025年4月より「産官学・地域・生涯教育センター」と部署名を変更し、産官学連携、地域連携、生涯教育を主軸に地域社会の発展に貢献しています。

当日は多くの受講者を迎え、今年度、最終回となる講座も無事に終了しました。講座では、よく噛んで食事を楽しむことで栄養状態が整い、フレイル予防や健康寿命の延伸につながることを、身近な事例や調査結果を交えてわかりやすく解説していただきました。さらに、主食・主菜・副菜のバランスを意識した食事や、野菜・海藻・きのこ・肉など噛みごたえのある食材を取り入れる工夫など、毎日の食卓ですぐに実践できる内容も紹介されました。食事の時間をより前向きに楽しみながら健康づくりに取り組むきっかけとなる、充実した講座となりました。
受講者の方々からは、「よく噛むことの大切さがとてもよくわかった」、「とても勉強になり、もっと学びたいと思った」、「しっかり噛む意味がこんなにもあったのだと知ることができて良かった」などの感想が寄せられました。

「フレイル予防」とは、年齢を重ねて心身が少し弱っていた状態でも、早期に気づき、食生活の改善や生活習慣の見直しなどによって、回復を目指す取り組みのことです。

<柳澤幸江教授のコメント>
本講座では、健康に関する最大の課題である健康長寿を目指すための「食べる力の維持」について、噛む大切さやフレイル予防、さらに噛む力を維持するための健康的な食事の要点についてお話させていただきました。健康の維持につながる食事が、楽しみの場であり続けるためにも、食べる力を持ち続けることの大切さを改めて共有することができました。加えて、参加くださいました大勢の皆様方がとても熱心に聞いてくださり、またご自身の日頃の食事の心配事に関する質問を多くいただき、学び多い時間となりましたこと、感謝致します。

 

また、本講座は「大学コンソーシアム市川産官学連携プラットフォーム」講座とし、原則、市川市民(市川市在住者・在勤者・在学者)を対象として実施しました。

「大学コンソーシアム市川産官学連携プラットフォーム」とは、千葉県市川市に所在する5つの高等教育機関が、教育資源や機能等の活用を図りながら幅広い分野で相互に連携協力し、教育研究の質的向上を図り、地域社会の発展に資することを目的として、2018年11月に設立しました。

公開講座2025は、今回の講座をもちまして終了となりました。
2026年度の公開講座もお楽しみに。

公開講座について、詳しくはこちらをご覧ください

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