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総合研究機構

挨拶

和洋女子大学総合研究機構は、2016年4月1日に、和洋学園の研究と教育の充実・発展に寄与することを目的に創設されました。現在、本機構のもとでは、いくつかのプロジェクトや研究所が稼働しています。
「近代文学アーカイブ(和洋学園硯友社文庫)」では、2023年度に、硯友社文庫に関わる資料を公開する「和洋学園研友社文庫」を九段キャンパスに開設しました。家庭科教育研究所では、家庭科教員のネットワークを築き、家庭教育に関する情報交換や研究会を開催しています。2024年度には国際家庭科教育学会でわが国の家庭科教育について情報発信する計画です。
2024年度、「ジェンダー・ダイバーシティ研究所」を新たに設置しました。「ジェンダー・ダイバーシティ研究所」では、ジェンダー格差の解消ならびに、障害をはじめとして子どもや学生・人々の多様な困難の解消をめざし、すべての人々が安心して社会参加や生活ができる共生社会の構築に向けて、研究を行います。さらに、女子大学の使命として、女子大学の存立意義を社会に問いかけ、女性が生涯にわたり権利を行使し、豊かな人生を実現できる教育について研究します。
2025年度から開設予定の「書道教育研究所」では、書道の普及と書道教育の発展をめざし、本学が主催する「和洋女子大学教書大会」と「文部科学省認定夏期講座(書道)」の運営を担います。
本学総合研究機構は、研究・教育を通じて産官学連携や社会実践のリエゾン機関として貢献する所存です。

和洋女子大学総合研究機構代表 岸田 宏司

家庭科教育研究所

家庭科教育に関わる人たちが、その立場や分野を越えて協働する拠点として、家庭科教員の学び合いの場づくり、講演会・セミナー・研修会などの開催、情報交換・共有のネットワーク構築、教材の開発、ニューズレターの配信などに取り組んでいます。

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卒業生オーラルヒストリー・アーカイブ

和洋女子大学は1897(明治30)年に、和洋裁縫女学院として創設されて以来、多彩な分野で活躍する多くの卒業生を輩出してきました。
そこで、現在和洋女子大学に学ぶ女性たち、そして卒業生の方々に、そうした女性の先輩のライフヒストリーを伺うことで、励まされ、多様な人生の道筋を知って、それぞれの人の可能性をつかむために、またそれは和洋女子大学の歴史にとっても大事な宝として記録することに致しました。
ここでは、お話しを伺い、それを記録するという方法をとり、「卒業生オーラルヒストリーアーカイブ」としています。
2015年度のインタビューから、順次掲載してゆきます。これを見た方の中で、紹介したい卒業生がおられましたら、是非ご連絡下さい。

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和洋女子大学卒業生調査による和洋女子大学の教育等の課題

総合研究機構の最初の事業としても重要な位置づけとなる卒業生調査は、準備期間を経て、2016年に郵送調査を行いました。
調査では、卒業後のキャリア、在学時代の経験、現在及び今後の生き方と、大学・同窓会等への要望等を聞き、この調査結果により、現在の和洋女子大学の教育・研究等、また卒業生に対する支援の課題と方策が明らかになりました。

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和洋九段女子中学校高等学校との連携事業《硯友社を中心とする近代文学アーカイブ》

和洋九段女子中学校高等学校(以下、和洋九段)の敷地は、かつて尾崎紅葉が主宰する文学結社硯友社があった土地であり、千代田区教育委員会の硯友社跡の看板があります。
かねてより和洋九段では硯友社、尾崎紅葉を中心とした資料蒐集が行われ、それらは学園記念室等に保存・展示がされています。
これをさらに整備し、活用して、和洋女子大学と和洋九段の教育と研究に生かしていくことを目的として、高大連携プロジェクト(略称 硯友社プロジェクト)が発足しました。

硯友社文庫の開館スケジュールはこちらから

ジェンダー・ダイバーシティ研究所

「ジェンダー・ダイバーシティ研究所」では、ジェンダー格差の解消ならびに、障害をはじめとして子どもや学生・人々の多様な困難の解消をめざし、すべての人々が安心して社会参加や生活ができる共生社会の構築に向けて、研究を行います。さらに、女子大学の使命として、女子大学の存立意義を社会に問いかけ、女性が生涯にわたり権利を行使し、豊かな人生を実現できる教育について研究します。