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総合研究機構

挨拶

和洋女子大学総合研究機構は、2016年4月1日に、和洋学園の専任教職員が中心となって共同研究を推進し、和洋女子大学に固有の研究テーマ、地域に密着した研究テーマ、国際的・学際的な研究テーマなどを追究することにより、和洋学園の研究と教育の充実・発展に寄与することを目的に創設されました。本研究機構では、これまで、「卒業生オーラルヒストリー・アーカイブ」や「和洋女子大学卒業生調査」などいくつもの研究プロジェクトを行って参りましたが、今年度より新たに「家庭科教育研究所」を創設し、全国の現役家庭科教員および本学を含む家庭科教員をめざす学生への情報発信や情報共有、ネットワーク化を進め、シンポジウムや勉強会を企画しております。また来年度には、これまで行ってきた和洋九段中学校高等学校との連携事業「硯友社を中心とする近代文学アーカイブ」を発展させ、尾崎紅葉を中心とする文学結社「硯友社」がかつて所在した九段の校地に、「硯友社文庫」の設立をめざして準備を進めております。大学には今日、産官学連携や社会的貢献(USR)が強く求められるようになっています。本学総合研究機構は、今後も、研究・教育を通じた産官学連携や社会実践のリエゾン(連携)機関として貢献して参りたいと考えております。

和洋女子大学総合研究機構代表 金丸裕志

卒業生オーラルヒストリー・アーカイブ

和洋女子大学は1897(明治30)年に、和洋裁縫女学院として創設されて以来、多彩な分野で活躍する多くの卒業生を輩出してきました。
そこで、現在和洋女子大学に学ぶ女性たち、そして卒業生の方々に、そうした女性の先輩のライフヒストリーを伺うことで、励まされ、多様な人生の道筋を知って、それぞれの人の可能性をつかむために、またそれは和洋女子大学の歴史にとっても大事な宝として記録することに致しました。
ここでは、お話しを伺い、それを記録するという方法をとり、「卒業生オーラルヒストリーアーカイブ」としています。
2015年度のインタビューから、順次掲載してゆきます。これを見た方の中で、紹介したい卒業生がおられましたら、是非ご連絡下さい。

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和洋女子大学卒業生調査による和洋女子大学の教育等の課題

総合研究機構の最初の事業としても重要な位置づけとなる卒業生調査は、準備期間を経て、2016年に郵送調査を行いました。
調査では、卒業後のキャリア、在学時代の経験、現在及び今後の生き方と、大学・同窓会等への要望等を聞き、この調査結果により、現在の和洋女子大学の教育・研究等、また卒業生に対する支援の課題と方策が明らかになりました。

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和洋九段女子中学校高等学校との連携事業《硯友社を中心とする近代文学アーカイブ》

和洋九段女子中学校高等学校(以下、和洋九段)の敷地は、かつて尾崎紅葉が主宰する文学結社硯友社があった土地であり、千代田区教育委員会の硯友社跡の看板があります。
かねてより和洋九段では硯友社、尾崎紅葉を中心とした資料蒐集が行われ、それらは学園記念室等に保存・展示がされています。
これをさらに整備し、活用して、和洋女子大学と和洋九段の教育と研究に生かしていくことを目的として、高大連携プロジェクト(略称 硯友社プロジェクト)が発足しました。

バーチャルリアリティ(VR)技術の教育現場での活用の検討

目的と計画:VR技術は日進月歩であり、近い将来、VR技術が教育現場で生かされる日が近いと考えられる。
このプロジェクトでは、特にVR技術を用いた、リアルタイム配信・双方向授業の実現性について、学外技術者との情報交換を行い、デモ授業の配信を目指します。