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2024年度 教職課程「介護等体験」の事後学習を実施しました

教職課程「介護等体験(3年次・必修科目)」は、障害のある方や高齢者の方への介護や介助、交流といった体験(介護等の体験)を通して、「命の尊厳」や「人権意識」を学ぶことを目的とした科目です。和洋女子大学では、教職課程における大学3年次の必修科目として組み込まれています。
「介護等体験」では、特別支援学校で2日間、社会福祉施設等で5日間の体験を行います。和洋女子大学では、特別支援学校4校(千葉県立市川特別支援学校、市川市立須和田の丘支援学校:稲越校舎[小学部]、筑波大学付属聴覚特別支援学校、千葉県立特別支援学校市川大野高等学園)と、千葉県社会福祉協議会によるご協力のもと、学生たちに貴重な体験の場を提供していただいています。

【写真】事後学習での学生たちの発表の様子

2024年度は、昨年度に引き続き7日間の体験をはじめとして、事前学習と事後学習すべてを対面にて実施することができました。事前学習では、介護等体験の意義や基礎知識の確認を含め、特別支援学校と社会福祉施設から講師の先生をお招きして、ご講演をいただきました。それらのプログラムを通して、施設のイメージや必要な学び等、体験の準備を整えていきました。
事後学習では、体験を通して見えてきたことや学んだことを、互いに共有する活動を行いました。自らの言葉で体験を整理し、それを学生同士で共有しあうことで、さらに深い学びを得ることを狙いとしています。

【写真】発表後は、班ごとに自分たちの体験を共有しました

体験先がなるべく重ならないように班を編成したため、様々な施設での異なる体験を共有できる機会となりました。同様の施設で体験した学生たちが同じ班になることもありましたが、参加者によって注目する視点が違うので、それも新たな学びにつながったようです。班での共有ののち、全体に向けた報告を班ごとに行いました。「教職員の方の関わり方から気づきを得た」という意見や、「利用者の方と関わる中で、相手を尊重した関わりの在り方について学びを得た」という意見など、様々な内容が語られました。事前指導で学んだ内容が、体験を通してエピソードとともに沁み込んでいったようです。

教職課程を履修している3年生は、この後、いよいよ「教育実習」に臨みます。「教育実習」では、「介護等体験」での学びを活かして、人と人との関わりを大事に、お互いをリスペクトできる交流をしてきてもらいたいと思います。そのためにも、教職教育支援センターの教職員一同、学生たちをこれからも引き続き、しっかりとサポ―トしていきます。

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