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家庭科教育研究所主催「第4回 学生向け研修会」を実施しました
家庭科教員をめざす、家政福祉学科と服飾造形学科の2~4年生を対象に、家庭科教育研究所主催「第4回 学生向け研修会」を開催しました。東京都立新宿山吹高等学校の家政科主任であり、和洋女子大学 家政学部 生活科(現 家政福祉学科)の卒業生でもある、岡田千穂氏を講師としてお招きし、単位制の定時制高等学校の教育現場で行われる家庭科の授業についてご紹介いただきました。
入都16年目の岡田氏は、現職の高等学校が4校目で、全日制→定時制→チャレンジスクール→定時制(単位制)と、様々な都立高等学校で勤務。特に、現職の高等学校は、単位制、無学年制、定時制、2学期制で、1回の授業は2コマ続きの100分間といった、一般的な全日制の高等学校とは異なる点が多いところに特徴があります。そこで、この高等学校における家庭科の科目名「家庭総合」の授業で行われる、被服の材料に関する学びを例に挙げ、概説していただきました。集中力を維持することが難しい100分間を乗り切るために、前半は「座学」、後半は「活動」に分けて運営しているとのことで、今回は、前半の座学のやり方の実演と、その解説、後半の活動の紹介をしていただきました。岡田氏は勤務校の生徒の実態に寄り添った授業を実施するために、動画資料等は教科の垣根を超えて、他教科の動画の活用や、誰もが参加できるための教具の選定など、熱心に教材研究をされていることが印象的でした。この日は、家政福祉学科と服飾造形学科の家庭科教員免許の取得をめざす学生44名が参加。参加できなかった学生には後日、当日の授業動画の配信も行う予定です。
岡田氏のような創意工夫を凝らした授業を、家庭科教員をめざす後輩(在学生)たちに紹介してもらえることは、学生にとって、とても有意義な学びになります。和洋女子大学から巣立っていった家庭科教員は、千葉県や東京都、茨城県、埼玉県を中心に、全国で活躍しています。多くの先生方のお力を借りながら、今後も家庭科教育研究所では、定期的に在学生向けの研修会を実施していく予定です。
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