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ソーシャルワーク実習を終えた家政福祉学科3年生 吉種美海さんにインタビュー


吉種美海さん
家政福祉学科3年生(※取材時)

■社会福祉士資格のための福祉実習はいかがでしたか?
私は特別養護老人ホームで実習をさせていただきました。実習では相談員の業務だけではなく、介護職、看護師、栄養士、作業療法士のそれぞれの業務を間近で見させていただき、職種ごとの役割や業務内容、それぞれの職種がどのように連携しているのか学ぶことができました。また、特に印象に残っていることは、対象の利用者を一人決めてフェイスシート(利用者の基本情報を記載する書類)を作成し、個別支援計画を立てたことです。対象利用者との関わりを通してその利用者のADL(日常生活動作)や生活歴、既往歴、好きな事、苦手な事、得意な事などの把握に努めました。日々の関わりを通してその利用者について詳しく知ることができ、その利用者に対してこれからどのような支援をしていくことが、その利用者のためになるのかを考えることができました。福祉の仕事は「人の生活に寄り添う仕事」であるということを強く感じた実習になりました。

■実習先で印象に残っているできごとはありましたか?
実習終了後にボランティアとして、施設内のレクリエーションに参加させていただきました。実習期間中も多くの利用者の方とコミュニケーションを取って関わることができたのですが、その時とはまた違い、利用者の方が楽しんで参加している姿を見ることができたことが、とても印象に残っています。

■社会福祉士をめざそうと思ったきっかけは?
高校時代に弦楽部に所属していて、訪問演奏でデイサービスに行ったことがありました。訪問演奏では、利用者の方に演奏を披露させていただき、演奏後には利用者の方とお話をすることができました。また、職員の方が利用者の方を車椅子から椅子へ移乗をしていた場面も見ました。その日に見た、体験した様々なことから、いろいろな方と関わることができ、困っている人の支えになる仕事がしたいと思うようになりました。社会福祉士は多くの人を間近で支えることができる仕事だと思うので、この訪問演奏が社会福祉士をめざすきっかけになりました。

■これまでの大学生活はいかがでしたか?
1年生の時は福祉の授業の他に家政、保育、その他、多くの選択科目の授業を受けて幅広い分野について学ぶことができました。2年生になってからは福祉の専門的な授業が多くなり、自分の学びたい福祉について沢山学ぶことができて嬉しいです。

■福祉の仕事の魅力はなんですか?
困っている人を目の前で助けることのできる所が福祉の仕事の魅力だと思います。例えば介護施設であれば、介護を必要としている高齢者の生活を支えることができ、生活相談員の仕事であれば、利用者やその家族の相談に乗ることができます。福祉といっても様々な仕事の内容があると思いますが、すべてに共通して言えることは、何らかの困りごとを抱えている人のサポートができる所だと思っています。

■大学の学び以外に何か取り組んでいることはありますか?
大学の学び以外には他大学のオーケストラサークルに入っていて、中学生の時から始めたバイオリンを続けています。オーケストラサークルでは、様々な曲を演奏することができて楽しく活動に参加しています。

■今後の目標を教えてください
今後の目標は、社会福祉士国家試験に合格することです。社会福祉士の資格を取得して、福祉の現場で働けるよう、勉強に取り組んでいきたいと思っています。


 
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