メニュー 閉じる

宝石タイプ別インタビュー

Be a Shining Jewel

大好きな「服」を軸に、幅広い視点で学んでいます!

ダイヤモンド

榎本 菜々美さん

家政学部
服飾造形学科 3年(※取材時)
出身高校:非公開

Q1. 和洋女子大学に「入学した決め手」を教えてください!

母親の影響もあって、高校生の時からデザインを自分で描いたり、洋服を見たり、コーディネートをして着ることが好きでした。また、家庭科の授業で服を仕立てる経験を通して、0から作り上げていき、作ったものを実際に自分が使うこともできる感覚が好きで、ものづくりについて「もっと専門的に学びたい」と思うようになりました。
きっかけは、姉が和洋女子大学の卒業生だったこと。そして、決め手になったのは、オープンキャンパスで感じた大学の雰囲気でした。服飾について学べる大学を何校か廻るなか、和洋女子大学は穏やかで居心地が良さそうな印象を受けました。それぞれの個性が受け入れられ、のびのびと制作に取り組めそうな環境。4年間を通して学んでいく上で、大学選びは自分とのフィーリング(相性)が大事だと考えていたので、在学生の穏やかな雰囲気が自分に合っていると思いました。また、1級衣料管理士の資格を取得できることも魅力の一つでした。

Q2. 入学する前と後では、大学の印象は変わりましたか?

入学前の印象通り、私にとってはとても過ごしやすい環境です! 私の周りの友達や先生方、職員の方も優しくて相談しやすく、学校生活をサポートしてくれます。服飾造形学科には、一般企業に勤めていた経歴のある先生方も多いので、視点が少し違って、とても勉強になります。そして服飾造形学科だからこそ、おしゃれな先生が多く、大好きな先生ばかりです。また、女子大ということもあって、皆がありのままに振る舞い、その等身大の自分が受け入れられ、お互いに認め合っているように感じます。

Q3. 大学生活を通じて「自分自身が成長できたこと」はありますか?

もともと私は普通科高校の出身だったので、服飾や衣類に興味はありましたが、専門的な知識はありませんでした。大好きな服飾に関する知識や技術を幅広く学び、自分の生活が豊かになったと実感しています。例えば、店舗で洋服を見ている時にも様々な視点から見ることができるようになり、考え方がとても豊かになりました。私が一番興味を持っている、服という軸のもとに価値観や視野が広がっていき、服に関わる方向性が多様に考えられるようになって、毎日ワクワクしています。

Q4. 授業では、どのようなことを学んでいますか?

専門学校と違って、服飾に関する授業はもちろん、英語や法律、保育、美容などの幅広い分野についても学ぶことができます。私が一番興味を持っているのは、服飾の専門的な知識や技術を使い、課題に沿って実際に制作する「被服製作実習」。高校生の時から服飾を専攻していた学生もいますが、大学から初めて服飾を勉強する学生も多いです。基礎からしっかり学ぶことができる授業なので、きちんと技術を身に付けられると思います。
衣服の繊維について学ぶ「被服繊維学」や「繊維学実験」の授業では、理系のような実験を行いますし、「アパレルデザイン表現実習」などのデザイン画を描く授業もあります。また、「マーケティング」の授業では、ブランディングの戦略や商品の流通について学び、店舗の販売員や、自分でブランドを立ち上げるために必要なことを考えるようになりました。ただ制作する視点だけでなく、自分の作ったものをどのようにお客さんへ届けるかまでを考えるのは、とても面白いです。

Q5. 大学生活の楽しみや、夢中になっていることはありますか?

昔からイラストを描くことが好きで、洋服なども描いていましたが、授業を通して衣服の構造を学んだり、デザイン画の正しい描き方を身に付けたことで、前よりもっとイラストを描くことが好きになりました! 洋服のデザイン画を描くことが楽しくて、今も趣味として描き続けています。
現在は、週に5日間大学に通っていて、服飾造形学科では制作課題のある授業が複数あるので、いつも課題のことで頭がいっぱいです。同じ授業を受けている学生同士で話す機会も多く、すぐに友達ができて楽しいです。同級生は仲間でありながら、ファッションセンスやデザインのスキルなどでお互いに高め合える存在でもあり、一緒に過ごせることが本当に嬉しいです。また、授業や課題の制作と並行して、服飾に関連する資格の勉強もしています。 具体的には、色彩検定、きもの講師、ファッション販売能力検定などの資格取得をめざして、勉強しています。

Q6. 大学の自慢できるところ、お気に入りの場所はありますか?

私は高校生の時から将来を見据えて、1級衣料管理士の資格が取れることを重視して大学を選びました。この他にも、和洋女子大学は様々な資格取得のための授業が豊富で、手厚いサポートがあります。私は、様々な資格を取得することで今後の人生の選択肢を増やすことができると考えているので、資格取得をサポートしてもらえる環境が整っているのは、とても素敵だと思っています。
また、大学の施設がいつも綺麗で、景色が良いことが自慢です。一番のお気に入りスポットは、東館18階にある「ラウンジむら竹」(現在は改装中)です。大きな窓ガラスが開放的で、江戸川の向こうの景色まで眺めることができて、おすすめです! 課題制作に行き詰まった時には、よく気分転換に景色を眺めに行っていました。そして実は、女性用のお手洗いに「OiTr (オイテル)」が常備されていて、無料で利用することができます。とても便利なので、女子大ならではの自慢かな、と思います。

Q7. 最後に、今後の目標や将来の夢を教えてください!

今後の目標はまず、卒業と同時に、1級衣料管理士の資格を取得すること。大学によって受験枠に定員があり、3年次に受験資格のための選抜があるのですが、私は無事に受験資格を得られたので、合格をめざして勉強中です。
私は、入学した時に「衣服に関することは何でも学びたい!」と思っていたので、どの授業もしっかりと受けて、「自分にとってこんな将来はどうだろう?」と考えを巡らせながら、自分の将来像と照らし合わせてきました。しかし、今はまだ、店舗での販売や、衣服を制作する仕事、家庭科の先生といった教職など、目の前に広がる様々な選択肢に興味があって、どれか一つに絞り切れていません。大学で学んだ服飾の知識や技術が活かせる分野への就職をめざしていますが、将来的には、いつか自分のブランドを作ることも、叶えたい夢です。

高校生のみなさんへメッセージをお願いします!

和洋女子大学は、とても穏やかな雰囲気で、先生と学生の距離感も近く、幅広い分野について学べる素敵な大学です。特に、服飾造形学科は、初心者でも基礎から教えてもらえるので、安心して授業に参加できます! 資格取得や就職活動の支援も充実していて、将来に視点を置きながら勉学に励むことができます。
私は、大学選びのポイントは「条件」と「大学の雰囲気」の2つだと思います。私の場合、1級衣料管理士の資格を取得する上で、不利にならない大学選びを心がけました。また、高校に指定校推薦の枠があることも、進路を考える条件でした。そして、居心地が良くて、自分が成長できる環境かどうか、実際に学生の人柄や施設の雰囲気を体感して、和洋女子大学のことが大好きになりました。この2点を確かめるためにも、ぜひオープンキャンパスなどに足を運んでみてください。おすすめは、高校1年生のうちから、じっくり時間をかけて大学選びをすること。たくさん考えることがや悩むことがあって大変かもしれませんが、大学では好きなことを学べて、きっと楽しい大学生活が待っています! みなさん頑張ってください!