文化資料館
文化資料館 利用案内・概要
利用案内
開館時間 | 10時~16時30分 一般の方も来館できます |
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休館日 | 日曜日・国民の祝日 大学の休暇中 展示替えの期間 |
入館料 | 無料(キャンパス正門で受付・ご記名をお願いします) |
TEL・FAX | 047-371-2494 |
学外の方もご利用いただけます
2023年5月22日より、学外の方の利用を再開しました。
利用方法については、「文化資料館概要・利用案内」をご確認の上、不明点は文化資料館オフィスまでお問合せください。
和洋女子大学 文化資料館の概要
学生による“市民に向けたミュージアム”―和洋女子大学文化資料館は、この姿勢を運営理念として、活動の各場面で多様な学生の参加を導き、大学という機関の特性を生かした個性的なユニバーシティーミュージアムであることをめざしています。平成4(1992)年に開館し、翌年に博物館相当施設の指定を受けました。
当館は、考古、服飾、工芸・民具の各資料をコレクションの中心とし、また、明治30(1897)年の創立以来、和洋学園の1世紀以上の歴史と伝統のなかで蓄積されてきた手芸、書蹟、古美術などの優れた作品を収蔵しています。これらの資料と作品をひろく社会に展示・公開し、さまざまな学習支援の活動を実践することが行動目標です。その活動で学生の教育に貢献するとともに、社会に向けて学術・文化を発信して地域の生涯学習一端を担っていきます。さらに、すべての人に開かれた博物館の観点に立ち、新たな展示や活動の方法を試み、ユニバーサルな博物館のあり方への提言をおこなうことも目的の1つです。このような取り組みを和洋女子大学の学生とともに実践し、大学生の思考や感性を反映させた博物館として、多彩な活動を展開していきたいと考えています。
展示内容・文化資料館の見学に関するお問合せ
【問合せ先】
文化資料館 オフィス TEL・FAX:047-371-2494
開館カレンダー
文化資料館
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企画展示のご案内
開催中の企画展
令和6年度 「博物館学芸員課程 学生展」
和洋女子大学で博物館学芸員課程を履修する4年生の学生たちが、全3チームに分かれて、年度の当初から展示内容に関する調査や企画を進め、文化資料館所蔵の資料を活用したテーマ趣旨を設定。それぞれのポスターも制作し、展示設営にあたりました。学生たちの学びの成果を、ぜひ、ご覧ください。
【会 期】2024年12月7日(土)~2025年1月23日(木)
【会 場】和洋女子大学 文化資料館(企画展示室)
【開館日時】月~土曜、10:00~16:30 ★入館無料
これまでの展示品はこちらからご覧ください。
文化資料館 展示紹介動画
田中穂山氏陶磁器コレクション概要
陶芸家田中穂山氏が収集された中国陶磁、朝鮮陶磁、日本陶磁の展示案内。
平成9年、本学の田中和恵教授より、陶芸家でいらしたご尊父の田中穂山氏が収集された、貴重な陶芸器のご恵贈にあずかりました。これらの資料は,「田中穂山氏陶磁器コレクション」として、大切に保存するとともに、広く活用していきたいと考えています。
コレクションの内訳は、中国陶磁15点、朝鮮陶磁7点、日本陶磁10点におよんでいます。これらは穂山氏が作陶の腕を磨く手だてとして、戦前を中心に集められたものです。その時代は広い範囲にわたっており、いずれも芸術性に優れています。とりわけ中国陶磁や朝鮮陶磁は、今日では入手が困難なものばかりで、希少価値はきわめて高いものです。
穂山氏の陶芸家としての歩みは略年譜に譲りますが、父より作陶技術を学んで以来、自ら良質の土を求め、独自の窯を興すなど、その執念にはすさまじさを感じます。昭和13年には、より芸術性の高い作陶を目ざして中国に渡っており、本コレクションのうち中国陶磁は、この時期に収集されたもののようです。後年の穂山氏は、千葉県茂原に窯を築き、長年の経験と技術、そして情熱と根気により、「茂原焼」を生み出すに至りました。
ご恵贈を受けた穂山氏の収集の遺品を、広く世に紹介するため、「田中穂山氏陶磁器コレクション」としてここに掲載いたしました。
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田中穂山氏陶磁器コレクション
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田中穂山氏略年譜
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1884年
10月21日京都東山で生まれる。
京都東山の五條坂において、陶芸家であった父、平安香山氏より、清水焼のうつわものづくりの手ほどきをうける。1913年 三井合名会社に招かれてシンガポールに渡り、ゴムの木からゴム液を受ける陶製カップづくりに従事する。 1925年 帰朝後、東京蒲田の「矢口の渡し」近くにおいて、矢口窯を築陶。茶器づくりにうちこむ。東陶会会員となる。 1938年 中国に渡り、山東省と河南省において中国陶器の地味を学ぶ。 1944年 琵琶湖西岸の滋賀県高島町において穂山窯を築陶し、江戸時代に盛行した音羽焼の復興に努める。 1947年 大多喜天然ガス会社の久留島秀三郎社長に呼ばれ、千葉県茂原に居を移し、長生窯を築陶。天然ガスで焼成する茂原焼を興す。 1964年
6月13日茂原の工房にて逝去。享年79歳。
主な収蔵品
考古遺物、服飾、工芸・民具など、主な収蔵品のご紹介。
考古遺物
服飾
工芸・民具
ご来館の方へのユニバーサル情報
ご来館のみなさまに向けたユニバーサル情報。
ご利用に際し
お年寄り・心身に障害をお持ちの方に
- キャンパス内に誘導ブロックは敷設されていないので、介助を必要とされる方は入口守衛にお申し出ください。
- また、大学周辺の歩道にも誘導ブロックは敷設されていません。視覚に障害がおありの方は、介助の方を同伴されることが望ましいと思われます。
- 館には貸し出し用の車椅子(介助式)が1台あります。
- ご自分の車椅子でお越しの方は、大学正門はスロープがありませんので、高等学校正門からお入りください。
- なお、高等学校正門前には「和洋女子大前」のバス停があり、低床バスが運行しています。
- 観覧者用の駐車場はありませんが、特別の事情がある場合は対応を考えますので事前にご連絡ください。
- 資料館は大学東館17階にあり、車椅子対応のエレベーターが1基あります。
- 車椅子で利用できるトイレは同じ建物内の1・5・8・14階にあります。
- 資料館の入口は片開きの扉になっており、車椅子の利用等でご不便があればサポートいたしますので、お気軽にオフィス窓口に声をかけてください。
- 館内は車椅子でも観覧しやすいように展示を工夫しております。段差はありません。
- 点字と弱視の方用の簡単な解説書はありますが、展示室内には点字の解説プレートはまだ用意できておりません。学芸員が可能な限り解説等の対応をいたしますので、オフィス窓口へ遠慮なくお申し出ください。
小さなお子さまをお連れの方に
- 貸し出し用のベビーカーが1台あります。
- 授乳やオムツ換えの際には部屋をご用意できますので、オフィス窓口へお気軽にお申し出ください。
すべての方に
- 展示解説を希望される方はお気軽にオフィス窓口へお申し出ください。できれば事前にご連絡ください。
スタッフが少ないため制約がありますが、可能な限り対応したいと考えております。 - 展示資料等に関してご質問があれば、お気軽にオフィス窓口に声をかけてください。
- 展示では、特別な場合を除き、資料に触り観察していただくことも可能となっております。
- 企画展では、展示内容に合わせたBGMを小さく流して、鑑賞の効果を上げる試みをしております。
- ゆっくり観覧していただけるように、展示室内には休憩設備を設けております。
- 観覧中に気分が悪くなられたら、救護のスペースがありますので遠慮なくお申し出ください。
学習支援活動のご案内
文化資料館の学習支援活動のご案内。
文化資料館の学習支援活動
- 学校の授業や学習グループでの来館に際し、必要であれば可能な限り展示解説をおこないます。また、簡単な資料体験のプログラムも準備しています。希望される学校やグループの方は、事前に文化資料館オフィスまで電話でご連絡ください。
- 文化資料館には小学校高学年児童から中学生を対象とした下記2点の学習教材があり、貸し出しをおこなっています。これは、筑波大学附属聾学校中学部の先生方と実践しながら開発、作成したものです。詳しくは、文化資料館オフィスまでお問合せください。
『縄文時代を学ぼう』
パソコンを活用した歴史体験学習教材です。パソコン用DVD、縄文土器片、土器文様を採拓するための拓本用具、授業活用の手引書(指導案例・ワークシート等)がセットとなっています。
『地域を学ぼうver.1,1―国府台・国分台・曽谷台―』
市川市南西地区の国府台・国分台・曽谷台の原始から古代を学ぶパソコン用CDです。この地域の遺跡や史跡を解説し、学習成果を確認するためのQ&A等も添付されています。一斉授業だけでなく個別学習でも活用できます
- 小・中・高等学校や特別支援学校などへの文化資料館出前講座に取り組んでいます。市川市以外の遠隔地域の諸学校、また各種の福祉施設への対応も可能です。プログラムは以下の内容を用意していますが、ご相談のうえ多様なプログラムの提供にも努めています。
- 古代の実物土器などの考古資料を教材にして、身近な地域の古代史の学習や、歴史学習の導入的位置づけとなるプログラム。
- 近代の女子裁縫教育で作成された服飾ひな形を教材にして、手作業やものづくりの価値について学習するプログラム。
- 各種の博物館資料を教材にして、地域の歴史や暮らしの様子を調べるための博物館の存在と、その活用方法を知り、博物館リテラシーの萌芽を育むプログラム。
お申込み・お問合せは、文化資料館オフィス(TEL:047-371-2494)までご連絡ください。