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文化資料館主催のシンポジウム「中高生と共に考える平和の学び」を開催しました
8月8日、和洋九段女子中学校高等学校において、文化資料館主催の博物館シンポジウム「中高生と共に考える平和の学び」を開催しました。当日は、中学1年生から高校3年生までの生徒21名が参加し、平和について多角的に考える機会となりました。
このシンポジウムは、和洋九段女子中学校高等学校で継続的に行われてきた平和学習をさらに深めることを目的として実施されたものです。報告者の和洋九段女子中学校高等学校 水野修校長、和洋国府台女子中学校高等学校 宮﨑康校長、文化資料館 見留武士学芸員からは、平和学習の意図や目的、戦争を語る歴史叙述の背景、戦争遺産の継承ための視点や重要性等について事例を交えながら発表がありました。学校教育と博物館展示(社会教育)それぞれの立場から、戦争や平和について中高生自らが考えるための考察の切り口が提示されました。
その後、和洋女子大学の加藤紫識教授をコーディネーターとしたシンポジウムが実施され、報告者と生徒たちによる活発な意見交換が行われました。生徒たちからは、「平和とは何か」「戦争を学ぶに際して加害と被害の両視点を持つことの重要性」「戦争展示におけるリアリティと心理的配慮のバランス」など、多様な質問や意見が寄せられ、生徒の主体的な思考のもと平和学習としての議論が深められました。平和学習や歴史探究における学校と博物館の連携・協力した教育の新たな可能性を、文化資料館が大学博物館として提示する機会となりました。
シンポジウムの最後には、文化資料館長でもある熊谷優子学長から講評をいただき、参加の生徒に修了証が授与されました。シンポジウム終了後にも生徒からの質問が続き、熱心な生徒たちの姿がみられました。
