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「和洋コース」から和洋女子大学へ進学した学生インタビュー【2】(国際学科)
和洋女子大学の併設校の1つである、和洋国府台女子高等学校には「高大接続7年制『和洋コース』』 」というプログラムがあります。和洋コースは、高校3年間と大学4年間をひとつにし、7年間で深い学びに取り組むカリキュラムで、「和洋女子大学への進学が前提」です。高校在学中から大学の科目を履修することができ、それらは大学入学後の履修単位として認定されます。
今回は和洋コースの1期生で国際学科に進学した3年生のインタビューを紹介します。

服部 来夏さん
国際学科3年生(取材時)
出身高校:千葉県 私立和洋国府台女子高等学校
―― 和洋コースを選択して良かったと思うことはなんですか?
和洋コース生として学んで良かったことは、大学の課題にスムーズに取り組めたことです。高校生のうちから大学の課題に取り組み、レポートの書き方や調べ方を丁寧に学んでいたおかげで、大学でのレポート課題もあまり苦に感じることがありませんでした。私は22単位を先取りしていたことで時間的にも余裕ができ、サークル活動やアルバイトにも積極的に取り組むことができています。
また、大学に入ってからは、課題の提出方法や進め方がわからず困っている友人に、自分の経験を活かしてわかりやすくアドバイスできたこともありました。頼りにされる存在になれたことは、和洋コースで学んできたことが活きていると感じられ、嬉しかったです。
―― 和洋コースで大学の学びを先取りしたことでできた「時間的な余裕」を使って、いま、力を入れて取り組んでいることはありますか?
大学の学びを先取りしたことで時間的な余裕ができ、その時間を活かして特に力を入れたのは、2年次後期に挑戦した、ニュージーランドへの半年間の留学です。「英語力を本当に身につけたいなら1カ月の留学では足りない」という想いがあり、短期ではなく半年間の長期留学を選びました。現地での生活を通して、英語力の向上だけでなく、民族や文化、暮らし方に触れることで、異文化理解が深まったことも大きな学びでした。
現在は、せっかく身につけた英語力を維持することに力を入れています。帰国後は英語を話す機会が減ってしまったため、AIのChatGPTを活用して英会話練習を続けています。日常的に英語を使う環境を自分でつくることで、学んだ英語力をキープできるよう努めています。
私の留学レポートは、和洋女子大学の公式HPに掲載されているので、ぜひご覧ください!
▸留学レポート前編はこちらから
▸留学レポート後編はこちらから
―― これからの学びの目標はなんですか?
今後の学びの目標は、英語力だけでなく、世界の文化や民族、観光についての理解もさらに深めていくこと、留学経験を活かして、英語を「話す」力をさらに伸ばすことです。特にスピーキング力を高めることに重点を置きながら、TOEICのスコアアップもめざしています。
そして、2年次後期に経験した半年間のニュージーランド留学で得た学びを、今後のレポートや卒業論文のテーマとしても活かしていきたいと考えています。また、この経験を就職活動でも自分の強みとしてアピールできるように準備を進めています。多様な価値観を理解し、それぞれの違いを受け入れながら前向きに行動できる力を身につけたいと思っています。
<和洋コース>
高大接続7年制の「共育」プログラムとして、2020年から和洋国府台女子高等学校に開設されたコース。高校3年間と大学4年間をひとつとし、7年間で深い学びに取り組みます。和洋コースは和洋女子大学への進学が前提となっており、高校から大学の科目を履修でき、大学入学後に履修単位として認定されます。それにより、大学での学びに時間的余裕ができ、その時間を活用して、学生一人ひとりが自分の興味のあることに挑戦できます。具体的には、海外留学・海外語学研修、社会貢献、インターンシップ、PBL(課題探究型学習)などで、大学生の間に広く社会や異文化と関わることで、大学での学びをさらに広げ、深めることができます。