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「チャレンジ精神が高まりました!」ニュージーランド マッセイ大学 留学レポート(後編)
和洋女子大学の海外研修プログラムの一つ、国際学部(英語コミュニケーション学科、国際学科)の「海外セミナー」(2年次・選択・専門教育科目)では、海外での留学生活を通じて、日本と他国の歴史や文化を体感し、英語でのコミュニケーション力と知識の向上をめざします。
2024年10月初旬から半年間、ニュージーランド「マッセイ大学」に、海外セミナーで留学中の国際学科2年生に、現地からの留学レポート(全2回)をお願いしました!

高大接続7年制「共育」プログラム服部 来夏さん(写真手前左。マッセイ大学の前で、クラスメイトと一緒に!)
国際学科2年生(※取材時)
留学先:ニュージーランド マッセイ大学(Massey University)
留学期間:2024年10月~2025年3月、「海外セミナー」
出身高校:千葉県 私立和洋国府台女子高等学校
受験した入試制度:推薦型選抜(和洋コース※)
※「和洋コース」とは、和洋国府台女子高等学校で2020年から開設された、和洋女子大学への進学をめざすコース。高校3年間と大学4年間をひとつにし、7年間で深い学びに取り組む、高大接続7年制「共育」プログラムです。
――留学生活もあと僅か! 半年間過ごした、今の心境を教えてください!
前回、前編の留学レポートを書いてから、もう4カ月経っていることに驚いています。現地の友達と話したのですが、この4カ月間は、まるで1カ月間のような感覚で時間が過ぎていきました。それほど楽しい留学生活を送ることができたのだと思うと、ニュージーランドで過ごした時間がとても愛しく感じます。毎週、遊んでいた友達とお別れする時に、「日本で会おう!」と約束しました!
―― 海外留学の当初と比べて、どんなところが成長したと感じますか?
ずばり、英語の「スピーキング、リスニング、質問力」です! 留学先には同じクラスに日本人がおらず、当たり前のように会話もすべてが英語......。初めの1~2カ月は、正直、今すぐ帰りたい......と思うくらい、不安に過ごしていました。授業で文法を学び、グループワークで「Follow up Questions(5W1Hを使った質問)」を教わり、疑問文で会話を広げる力が成長したと感じます!
また、私が授業を受けた4人の先生(Chiris G, Vaughan,Chiris B, Victoria)は皆、「授業中の英語だけでは不十分!」と教えてくれたので、放課後は街中のカフェや買い物に出かけて、リスニングとスピーキングの力をつけるように努力しました。現地の店員さんとコミュニケーションを取れるようになってきて、嬉しかったのを覚えています。

【写真】最後の授業の日に、仲良しのクラスメイトと一緒に記念撮影!

【写真】留学最終日、ホストファミリーとホストメイトと別れを惜しみました
――留学中に自分自身の「ターニングポイント」はありましたか?
前編のレポートにあるように、「とにかく英語で話す」ことを意識しました。そのおかげで、自分の英語力に少しずつ自信を持つことができ、徐々にクラスメイトと仲良くなり、不安よりも楽しさが増えていきました。「皆、英語を学びに同じクラスに集まったのだから、もっと自信を持って取り組もう!」と考えをシフトできたのは、とても大きなターニングポイントでした。毎朝、登校中に大好きなディズニーの曲を聞いたり、映画館へ映画を観に行ったりしているうち、「留学前よりも英語が聞き取れるようになっている!」と実感でき、自分でも驚いたのと同時に、とても嬉しかったです。
―― 留学先の授業で、特に印象に残っているエピソードを教えてください!
授業では、この半年間で3冊の教科書を使用しました。1日でリーディング、スピーキング、リスニング、ライティングを学びました。特に印象に残っているエピソードは、クラスメイトの友達が家に招待してくれて、一緒に夜ご飯を食べたり、私の最後の授業の日に、小さなお別れパーティーを開いてくれたことです。そのとき、「日本に行ったら連絡するよ!」「日本で会おうね!」と言ってくれ、これから先もこの友情が続くのだと思えて、とても嬉しかったです。

【写真】ホストファミリーと一緒に、そばを作って食べました!

【写真】ホリデー中、ニュージーランド北島にあるタウポ(Taupo)に行きました!

【写真】クイーンズタウン(Queenstown)の「ワカティプ湖(Wakatipu)」の美しさは、景色がまるで絵のよう!
―― 現地ではどのようなイベントに参加しましたか?
クリスマスには、ホストファミリーが通う教会のイベント、BrownsBayビーチのクリスマスパレード、年末のカウントダウンイベント、キャンドルナイト「Candlelight Concerts in Auckland」、太平洋周辺の文化に触れあうイベント「パシフィカフェスティバル」などに参加しました。また、マッセイ大学でのクリスマスパーティーや、旧正月のお祝いにも参加して、異文化や民族に対する理解が深まりました!

【写真】パシフィカフェスティバル

【写真】ホストファミリーが通う教会でのクリスマスイベント

【写真】幻想的なロウソクがたくさん!とても綺麗でした

【写真】年末のカウントダウン!
―― 日本に戻ってから、留学経験をどのように活かしたいですか?
留学生活は自分と向き合える時間が多かったので、「今、何を学びたいのか」を考えられるようになり、ゼミで研究したいことが明確になりました。留学前は、ぼんやり考えていただけだったのですが、この留学を通して、海外から見た日本のイメージ、日本文化の受容と変化、グローバル化の影響を受けるマオリ族や動物の保護活動などについて、もっと理解を深めたい! と考えています。
―― 最後に、ニュージーランド「マッセイ大学」の魅力を教えてください!
マッセイ大学は、広々としたキャンパスで、様々な国の大学生が在籍しています。先生や、大学スタッフはとても気さくで、話しかけやすいです。キャンパス内にはカフェも充実していて、休憩時間によくコーヒーを買いに行っていました。大学周辺には、ショッピングモールやチャイナタウン、小さい滝もあり、大学の授業が終わった後の憩いの場でした。中庭の芝生では、ピクニックができるのも素敵でした!
今回の留学経験は、就職活動やアルバイトにも活かしたいと思います。また、留学先の友達が日本へ遊びに来た時には、英語で日本を紹介できるように、引き続き、勉強を続けていきたいと思います。


