国際学科の2023年度のPBL（Project Based Learning）授業の1つ、「東京タワープロジェクト」では､「国際文化PBLⅡA（2年次・必修科目）」「国際文化PBLⅢA（3年次・必修科目）」を履修する国際学科2～3年生の学生たちが、東京タワーの担当者に向けて、観光プランの企画立案からプレゼンテーションまで行いました。

以下は、国際学科2年生の学生によるレポート記事です。

国際学科の2023年度のPBL（Project Based Learning）授業の1つである「東京タワープロジェクト」では､国際文化PBLⅡA（2年次・必修科目）と国際文化PBLⅢA（3年次・必修科目）を履修している､国際学科の2年生と3年生合わせて12名が3つのチームに分かれて､10代～20代の集客率の向上を目的としたプランの企画立案を行いました｡
各チームの企画テーマは『東京タワー×KPOP』､『東京タワー×IP』､『東京タワー×YouTuber』です｡ 各チームは1年間を通して「若年層世代が行きたい東京タワーにするためにはどうするか」について思考し､企画立案をしました｡そして、今までの集大成として､1月29日に、東京タワーの担当者に向けた最終プレゼンテーションを、東京タワースタジオで行いました｡

7月中旬に行った前期の最終プレゼンテーションで見つけた改善点を､ブラッシュアップしていくことが年内に取り組んでいた作業です｡それを踏まえて､1月23日の最後の授業では､東京タワーの担当者に向けた最終プレゼンテーション発表の練習会を授業内で開催し､Vma plus 株式会社山崎氏､板垣武尊助教､国際オフィスのスタッフからアドバイスをいただきました｡それらのアドバイスをもとに､約1週間という短い間でしたが､各チームでそれぞれの発表のブラッシュアップに取り組み､本番当日を迎えました｡プレゼンテーションを行った会場は大きな緊張感に包まれており､発表者の学生たちからも緊張が伝わってきましたが､東京タワーの担当者に自分たちが企画立案した内容をしっかりとお伝えし､定められた時間以内に発表を終えることができました。

今回のプロジェクトは､1年間という決められた期間があるため､残された期間やプロジェクト全体における現在の自分たちの立ち位置を考慮し､物事の優先順位を測りながら進めることが重要です｡ 学生が提案した内容をどのように活かすか､真剣に検討してくださった東京タワーの担当者の姿は､今までの努力が報われた瞬間でした｡学生という立場で、企業の方に対して､ 自分たちが考えた企画を発表するという機会は滅多にないため､貴重な経験をさせていただきました｡この経験は､今後の大学生活や、大学を卒業してからも自信に繋がると思います｡
今回の最終プレゼンテーションで発表した各チームの企画立案内容は今年で終わらず､継続して次年度のPBL授業でも進めていきます！

（文責：国際学科2年 片岡玲子）

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