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夢を叶えた学生インタビュー!2023「外資系企業編 Vol.1」DHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社

「将来はグローバルな仕事をしたい!」という夢を叶えるため、海外の文化に触れながら英語のスキルアップができる、英語コミュニケーション学科に進学。在学中に1年間休学し、南アフリカ共和国に滞在した経験をもとに、第一志望の外資系企業、DHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社への内定を実現した、英語コミュニケーション学科4年生。友人たちとの充実した大学生活や就職活動、「自分を通して世界を繋ぐ架け橋になりたい!」と想うようになった背景など、詳しくお話を伺いました!

謝敷 亜希子さん
国際学科 英語文化コミュニケーション専攻(現 英語コミュニケーション学科)4年生、リック・ロマンコ教授のゼミ所属(※取材時)
出身高校:千葉県立千城台高等学校
内定先:DHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社(貿易事務)
受験した入試制度:一般選抜A日程

―― 進学先として、和洋女子大学の英語コミュニケーション学科を選んだ「決め手」を教えてください!
高校3年生の時、和洋女子大学のオープンキャンパスを訪れた際に、キャンパスツアーで大学内の施設を案内してくださった、在学生の先輩たちの「優しくも力強いオーラに惹かれたこと」が一番の理由です。また、女子大学ならではの、穏やかで伸び伸びした雰囲気のある空間で「勉学に、より励むことができる!」と思いました。私は英語が大好きで、「将来はグローバルな仕事に就きたい!」と考えていたので、ネイティヴスピーカーの先生方と一緒に、海外の文化に多く触れながら、英語スキルを上げたいと思い、国際学部 英語コミュニケーション学科に進学することを決めました。

―― 自身の成長につながった授業や、先生方との交流はありましたか?
英語コミュニケーション学科のリック・ロマンコ先生は、私が今まで出会ってきた先生の中で、一番パッションのある先生で、いつも授業の時間が楽しいです。1年次の必須授業「英語a-Ⅰ」を受講したことがきっかけで、今ではロマンコ先生のゼミに所属しています。ロマンコ先生のおかげで、英語の文法や発音が完璧でなくでも、「自分の意思を伝えたい!」という姿勢が、英語の学習を進める上で、一番大切なことだと気付くことができました。
英語コミュニケーション学科の推せるところは、東館10階にある「グローバル・ラウンジ」という場所です。私はヘビーユーザーなのですが、この教室には、英語学習をする上で必要な教科書や道具が揃っているだけでなく、他学年の学生や先生方とも交流することができ、クリスマスやハロウィンなど、定期的にイベントが開催される場でもあるので、国際学部(英語コミュニケーション学科・国際学科)ならではの自慢の空間です!

【写真】大学1年次、ロマンコ先生の授業で、クリスマスに記念撮影しました!(写真の後列中央がロマンコ先生)

【写真】グローバル・ラウンジでは、いつも友達や後輩と一緒に過ごしています!

―― 在学中、1年休学して南アフリカ共和国に滞在したと伺いましたが、きっかけとなった出来事は何ですか? また、現地での生活などを教えてください!
私は南アフリカ人の父と日本人の母を持つハーフで、5歳の時から母と一緒に日本に住んでいます。大学3年次になり、進路支援センター主催の「就職活動講座」に参加し始めた時、日本の就職活動スタイルに違和感を覚えました。全員が同じスーツや髪形などの外見になって、個性が消されていくような感覚を覚えました。そこで、本格的な就職活動を始める前に「私自身の個性をきちんと理解したい!」と思い、当時から父が住んでいた、南アフリカ共和国に留学することを決めました。
南アフリカ共和国では、自宅の近所の児童塾で、ボランティア活動をしました。英語と算数を教えるアシスタントのような役割です。もちろん、現地での会話は全て英語。大人との英会話では、相手がリードして会話を進めてくれますが、子ども相手では、そうはいきません。私から子どもたちに話しかけたり、質問したり、わかりやすく簡単な英語を使うように心がけました。また、南アフリカの英語は発音のニュアンスや抑揚が異なるため、コミュニケーションの取り方が難しく、大変なこともありましたが、英語のスキルや、コミュニケーション能力が飛躍的に向上したと思います。

―― 南アフリカ共和国の滞在で、特に印象に残っていること、自分の人生観が変わったことなどを教えてください!
南アフリカ共和国での滞在を経て、日本がいかに安全で、技術が発展している国か、改めて感じさせられました。南アフリカ共和国では「計画停電」というものがあり、1日のうちに2時間、長い時には合計6時間ほど、電気が使えない時間がありました。日本の生活では考えられない、すごく貴重な経験でした。また、南アフリカで暮らしている人々は、肌の色も宗教もみんなバラバラで多種多様です。南アフリカでは互いを尊重し合いながら共存している姿が、日本にはない光景で印象的でした。私は、南アフリカでの滞在を通して、人目を気にしすぎず、自分の気持ちに素直になることができるようになりました。伝えたいこと、言いたいことをきちんと相手に共有して、自分がやりたいことを達成している現地の人々の生活を見て、共に暮らしているうちに、私自身も、自分にもっと自信が持てるようになりました。

【写真】南アフリカ共和国のケープタウンにあるビーチに、よく訪れていました!

【写真】モスクでは、現地の人と「サラーム」と挨拶を交わして交流しました

―― 帰国後の就職活動で、物流業界をめざしたきっかけを教えてください!
1年間の休学中、南アフリカ共和国で、私の将来や就職先について、父と一緒に話した際に、「貿易業は100年経っても廃れない、私たちの生活に欠かせない仕事だよ」という父の言葉に心を打たれ、「私も物流業界で社会貢献をしたい!」と決心しました。また、南アフリカ共和国の滞在中、現地の人々に、アニメなどの日本の文化を伝えたこと、日本に帰国してから、和洋女子大学の友人に、私が現地で経験したことを「私という存在を通して」伝えたことに感銘を受けました。物流業界の中でも、私が志望したDHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社は、220以上の国と地域に拠点があり、世界中で有名な企業です。「私を通して、遠い国と国との距離をつなげていきたい」と考えました。また、外資系企業ということもあり、この企業で英語を使って仕事をして、「世界と日本をつなぐ架け橋になりたい!」と思いました。

―― 採用試験に向けて努力したことは何ですか? また、周囲の方との思い出はありますか?
日本に帰国後、「まずは、新卒採用で社会人としての基礎を身につけてから、海外で活躍したい!」と思い、4年次の4月頃から、就職活動を開始しました。特に、自己分析を徹底して行いました。もし、就職先の企業と自身の相性が合わずにすぐ辞めてしまうことになってしまったらもったいないと思ったので、「自分が何をやりたいのか」、「自分の強みや弱みは何か」など、きちんと自分を理解することを心がけました。また、採用試験では、人事の方によく見せようと偽りの自分を作ってしまいがちですが、そうではなくて、自分の素直な心で挑むことが一番良いということに気づき、今までの経験や自分の個性に自信を持って挑むようにしました。
 

【写真】就職活動中に企業研究をしていたメモの数々

 【写真】履歴書は何度も推敲して仕上げました!

―― 就職活動中、モチベーションを保つために取り組んだこと、心の癒しになったものを教えてください!
就職活動では、想像以上に精神的に追い込まれることが多く、モチベーションを保つことが大変だったのですが、周りの家族や友達、英語コミュニケーション学科の先生方に相談したり、日本の就職活動のスタイルは、世界から見ても珍しいので、「逆に、就職活動を楽しんでみよう!」と意識するように心がけました。しかし、一番は面接練習に付き合ってくれた友人や、英語コミュニケーション学科の先生方、国際オフィスのスタッフの方々の存在が大きく、私にとって強い心の支えになりました!

国際オフィスとは、国際学部(英語コミュニケーション学科・国際学科)の学生たちの勉学や大学生活をサポートするスタッフが常駐する、学科附属のオフィスのこと。

【写真】就職活動中、大学近くのドーナツ屋さんで、大学院の友人と休憩中!

【写真】友人からの応援メッセージ!大好きな友人たちに、いつも励まされています

―― 将来めざす人物像や、今後の目標を教えてください!
私はこれから、「物流業界で働くこと」、「日本と南アフリカ共和国の2つの文化を持つハーフという立場」、この2点を活かして、「世界を繋ぐ架け橋になりたい」です。昔の私は、周囲の人と違う外見にコンプレックスを持っていましたが、「自分の個性、ルーツときちんと向き合いたい!」と思って、南アフリカへの留学という行動を起こした結果、自分に自信が持てるようになりました。また、留学を経験し、南アフリカに日本の文化を伝え、日本で南アフリカの文化を「私という存在を通して伝えたこと」に感銘を受けたことも、大きなターニングポイントでした。まずは、フレッシュマンとしてDHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社での業務を覚え、ゆくゆくは海外勤務をして世界各国を結ぶビジネスマンとしてグローバルに活躍したいです!

―― 最後に、これから進学を考えている高校生や学科の後輩にメッセージをお願いします!
大学4年間は、長いようでとっても短いです! だからこそ、積極的に課外活動や勉学に励んでほしいです。皆さんの中には、やりたいことが見つからず、自分の将来がイメージできない方もいると思います。私も以前は同じ立場でしたが、和洋女子大学に入学してから、自分から動いて積極的に大学生活を送り続けたことで、自分が納得のいく答えを見つけ出すことができました。和洋女子大学で、一度きりのキラッキラな大学生活を、友人や先生方と一緒に楽しく過ごしてください! 応援しています!

【写真】南アフリカ共和国と日本を結び、世界中で大活躍していってください!

【写真】仲良し同級生4名! 春からCAになる友人や、大学院に進学した友人も

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