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プロの翻訳家、坪野圭介先生による「翻訳ワークショップ」開催中!

英語コミュニケーション学科の坪野圭介助教が、木曜日の3限に「翻訳ワークショップ」を行っています。坪野先生による企画で、初回の11月24日から隔週の開催。国際学部(英語コミュニケーション学科・国際学科)の1~4年生のほか、和洋女子大学院 人文科学研究科 英語文学専攻の大学院生も参加しています。参加無料、初心者歓迎!翻訳に興味がある学生は誰でも参加できます。

【写真】坪野圭介先生による「翻訳ワークショップ」の様子

このワークショップでは、参加者がそれぞれ好きな本や歌、映画やドラマなどを持ち寄り、グループまたは個人で翻訳に挑戦。坪野先生のアドバイスを伺い、参加者同士で議論しながら、作品を少しずつ良くしていくために意見を出し合っていきます。日本語から英語へ、英語から日本語へ翻訳する際に必要な考え方や、翻訳のポイント、テクニックなど、プロの翻訳家でもある坪野先生から直々に教わります。

この日は大学院1年生の工藤さくらさんがディズニー映画『おしゃれキャット』の名曲「ネコはみんなの憧れ」を訳して来てくれました。坪野先生は「翻訳をする際には原文のトーンを活かすことがとにかく大事。例えば、『吾輩は猫である』をI am a catと訳すと、一見意味は正しくても、日本語の『吾輩』や『である』という表現から感じる重みは消えてしまう。そのような雰囲気やニュアンスを再現することを考えましょう」というように具体的な例をあげて説明してくださいました。英語の意味だけでなく文脈や雰囲気を考えながら翻訳する、という難しいけれど楽しくて奥深い翻訳の世界を体験できます。翻訳に興味がある方や、ワークショップへの参加を希望する方は、グローバル・ラウンジのスタッフまでお声がけください。

【写真】熱心に講座を聞き、メモを取る学生たち

【写真】坪野先生による解説も分かりやすくて大人気!

<坪野先生からのコメント>
「翻訳」という言葉を聞くと難しく感じるかもしれませんが、翻訳の実践は、みなさんがこれまでに行ってきた語学学習の延長線上にあります。大事なのは、よく読むこと、よく調べること、よく推敲すること。訳す対象が小説でもニュースでも漫画でも、この原則は変わりません。丁寧に読めば、作品や文章が「どんなこと」を「どんなふうに」伝えようとしているのかが必ず見えてきます。そして、作った訳文を何度も練り直すことで、もとの言葉がもっていた「意味」だけでなく、リズムや雰囲気まで再現できるようになります。みんなで楽しく議論しながら、より良い訳し方を探っていきましょう。

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