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~心理学科の受験を検討している皆さんへ~

4年間のカリキュラム展開図_授業詳細あり

4年間のカリキュラム展開図

大学には、学科を越えた学びの「共通総合科目」と、学科特有の学びの「専門科目」があります。
ここでは心理学科の専門科目を紹介します。

大学の1年間は前期と後期の2つの学期から成り立っています。1年前期から4年後期まで授業の科目があり、「演習」「研究法実習」「発達心理学 教育心理学領域」「臨床心理学領域」「社会や仕事を広く学べる科目」の5つの分野に分けられます。
心理学科の学生全員が必ず履修する「必修科目★」と、学生自身が興味のある分野を選び、自由に履修できる「選択科目」があります。大学卒業までに履修が必要な単位数は、90単位(およそ45科目)です。必修科目だけでは足りないので、選択科目を組み合わせ、計画的に授業を履修していきます。
※上記の展開図では、必修科目に★印をつけています。心理学科の学びは、基礎科目や研究法、演習・実習など(展開図:ピンク色の科目)、大学院進学や心理学関連の資格取得をサポートする科目(展開図:ブルー色の科目)、公認心理師カリキュラムに該当する専門科目(展開図:グリーン色の科目)、幅広く心理学を学ぶことができる専門科目(展開図:イエロー色の科目)から整理することもできます。

1年次

心理学新入生セミナー★<前期・演習>

本セミナーは、佐倉セミナーハウスに集合し、1泊2日の生活を共にするという環境の中で行う。このことによって授業の中だけでなく、新しい人に出会い、新しい自分に出会う場を提供する。授業内容としては、学内探険、学生の自己紹介、教員の自己紹介、先輩や卒業生の自己紹介などを行う。また、そこで得られた内容について成果の発表を課す。

基礎ゼミ★<前期・演習>

大学と大学生、授業への臨み方とノートの取り方、メディアセンターの利用を含む文献検索、課題解決のための方法、日本語力の向上とレポートの書き方、討論や発表の方法、本学科で学ぶための基本的な図書、といったことがらを主として扱う。グループ活動を含む能動的な学習を主体とする。

心理学コンピュータ演習<後期・演習>

心理学を専攻する大学生にとって、コンピュータを用いた文章作成やデータ処理は実験・実習等を行う上で必須の技能。本科目ではWordによる文章作成、Excelによるグラフ作成やデータ処理などを実習する(PCを用いて簡単な心理テストや実験なども行う予定)。初学者でも理解しやすいように構成しているので、苦手意識を持たずに受講できる。

心理学概論Ⅰ★<前期・研究法実習>

感覚・知覚・認知、学習・記憶、注意、感情と認知、推論と思考、知能と情動的知性について、心理学の研究姿勢を理解する。人が自分をとりまく環境を捉え、それに反応していくメカニズムを基礎的・生物学的な側面と社会・対人的側面から捉えていく。

心理学概論Ⅱ★<後期・研究法実習>

まず、心とは何かという原初的な問題を扱う。心という言葉の持つ神秘性とは裏腹に、心を理解するとは科学的なプロセスであること、心の把握には、数的処理や統計などの科学的なアプローチが必要であることを説明する。その上で、心理学の誕生した歴史的経緯や方法論、心理学の潮流、現代的な心理学の問題点などを解説する。

心理学統計法★<後期・研究法実習>

事実の認識についての科学哲学的な観点の理解、代表値や散布度といった基礎的な統計学を含む実際的な諸種の心理統計的手法について、電卓を用いて実際に数値計算を含む演習を行いながら、その基本原理を理解する。

知覚・認知心理学<後期・発達心理学 教育心理学領域>

日常行動と認知活動の関係について、環境からの入力情報の処理と認知の成立、そして行動出力に至るメカニズムを知る。主要な実験研究の例に倣って、適宜簡単な実験を取り入れ、主たるトピックス(入力情報処理のメカニズムと障害、表象、情報の貯蔵機構、メタ記憶、記憶の歪み、記憶の障害、思考・理解、推理と問題解決)を見ていく。

発達心理学<後期・発達心理学 教育心理学領域>

人間の「発達」とは、どのようなことを意味するのか。発達心理学を学ぶ意義は、どのような点にあるのか。児童心理学から始まる発達心理学の歴史解説した上で、現在の受胎から死に至るまでの生涯発達の視点まで概観する。代表的な発達理論、発達課題については、シラバスに記載したいくつかの回に分けて考察していく。

ストレス心理学<前期・臨床心理学領域>

現代には、社会・経済環境の目まぐるしい変化に伴う、多様なストレスが存在する。こうしたなか、社会で自分らしさを発揮し、充実した社会生活を送るためには、ストレスへのセルフケアが欠かせない。本授業では、ストレス心理学の理論からストレスと心の関係について考察し、グループワーク等を通じて視野を広め、ストレスセルフケアの実践的基礎を習得する。

災害心理学<前期・臨床心理学領域>

明日、自分や自分の大切な人が怪我をし命を落とす可能性があるにも拘らず、我々が平然としていられるのには理由がある。自然災害はもとより、人為災害、さらに日常災害も含めると、我々が経験するかもしれないほとんどの人身被害と、その発生過程や回避方法に心理学は深く関わる。manabaによる双方向型の授業により、皆さんと一緒に、すぐそこにある危機について認識を深めていく。

臨床心理学概論<前期・臨床心理学領域>

臨床心理学の成り立ち、臨床心理学の対象と心理的アセスメント、臨床心理学の代表的な基礎理論とアプローチの方法について解説する。取り上げる主要なアプローチは、精神分析、行動・認知論、ヒューマニスティック・アプローチ、システミック・アプローチ等である。身近な問題の具体例を挙げ、理解を深められるよう、解説する。

キャリアデザイン<前期・社会や仕事を広く学べる科目>

前半は、自己を見つめ直し「自分は何者なのか」を他者に伝えられるような環境を整える。さらに「どの様な大学生生活を送りたいのか」という具体的な計画を立て、高校時代との差別化を計る。後半は、今後のキャリアデザインに繋がるような実践的な学びに取り組む。

メディア心理学<前期・社会や仕事を広く学べる科目>

身近なテレビなどのマスメディア、電話やメールなどのモバイルコミュニケーション、インターネットを用いたソーシャルメディアなどを取り上げ、それぞれの特徴や人に与える影響などについて、心理学的視点から取り上げる。講義後半には、流行現象について取り上げ、実際の流行現象の実態や、各メディアとの関係などについて整理するグループワークを行う。

司法・犯罪心理学<後期・社会や仕事を広く学べる科目>

①犯罪・非行、犯罪被害及び家事事件についての基本的知識を、A「制度・法律・職種」、B「活動の倫理」、C「各機関における活動」、D「犯罪・非行の原因と支援」、E「犯罪被害への支援」、F「家事事件」の観点から教授する。
②司法・犯罪分野における問題に対して必要な心理に関する支援を、A「心理学的アセスメント」、B「心理学的援助」、C「法と心理学」の観点から教授する。

芸術心理学<後期・社会や仕事を広く学べる科目>

崇高な精神世界が法則化され世俗化されることへの無意識の抵抗は、芸術の非科学的な分析と思弁的評価に帰結する。本講義では、芸術を神秘化せず、作品の構造と鑑賞者の反応の心理学的関係を客観的に紐解く。さらにmanabaによる双方向型の授業デバイスを通して、皆さんと一緒に芸術的感性と創造力を養い、デザインやシナリオの表現行為に取り組み、互いに論評していく。

社会・集団・家族心理学(社会・集団)<後期・社会や仕事を広く学べる科目>

社会心理学について、他者や自己をどのように捉えているのか(対人認知や自己過程、帰属・態度など)、対人関係の特徴(関係性や行動の特徴、コミュニケーションおよび説得)、集団心理、文化の問題を解説する。なお、講義では、簡単な模擬実験や調査を取り入れ、実際に体験して理解を深められるようにする。

2年次

心理統計処理演習<前期・演習>

心理学研究における測定方法、論文やレポート作成上必要とされる、統計的手法に習熟することを目標とする。身体測定や入浴前後の体重の変化など身近なデータを用いた例題によって、記述統計および初歩的な統計的検定方法と、その結果の利用の仕方についてExcelならびにSPSSを用いて、統計分析の実習を行い、実践的な活用力を身につける。

調査体験演習<前期・演習>

卒業研究に取り組む4年生による卒業論文作成のための質問紙調査やインタビュー調査を、被験者として実際に体験する。また、実際の研究例に基づいて、調査法における倫理の問題を検討する。さらに、調査体験から自分が調査を実施する際の留意点などをレポートとしてまとめる。

心理学基礎演習A★<後期・演習>

自分の考えをまとめて伝える力、他者との対話を活かす力が身につけられるように、心理学文献の輪読、学生グループによる調査・分析、体験的学習、学生による資料作成、発表、討論などを演習形式で行う。本演習では、こころの理解の方法として、さまざまな心理学的アプローチがあることを各担当教員の演習より学ぶ。なお、本演習は「心理学基礎演習B」と並行して開講される。

心理学基礎演習B★<後期・演習>

自分の考えをまとめて伝える力、他者との対話を活かす力が身につけられるように、心理学文献の輪読、学生グループによる調査・分析、体験的学習、学生による資料作成、発表、討論などを演習形式で行う。本演習では、こころの理解の方法として、さまざまな心理学的アプローチがあることを各担当教員の演習より学ぶ。なお、本演習は「心理学基礎演習A」と並行して開講される。

学習・言語心理学<前期・研究法実習>

学習に関する代表的な理論を解説していく。基礎的な学習現象の主要な研究は動物実験を通して理論構築がなされてきたが、そこで取り上げられたいくつかの学習例をコンピュータ上に再現したシミュレーション実験などによって紹介し、得られた知見を人の日常生活場面で見られるさまざまな行動例に対応させてやさしく解説する。

神経・生理心理学<前期・研究法実習>

心理学が研究の対象とする行動や感情、学習や記憶などは中枢神経系や内分泌系など、身体の生理的機能が反映されたものだと考えられる。したがって、いわゆる「こころ」を理解するためには「からだ」の仕組みや働きについて理解しておくことが重要である。この授業では、こうした「こころ」と「からだ」、特に脳との関係についてその概要を講義する。一部、討論授業やグループ学習なども行う。

教育・学校心理学(教育)<後期・研究法実習>

教育のフィールドは学校、家庭、地域と幅広いが、この授業では、とりわけ学校における教育心理学について深めていくことを目的とする。学校での教育の営みにおいて、子どもはいかに人格を成長させていくのだろうか。学校教育の要である授業や評価、人生で大きな発達的契機を迎える思春期の発達と教育、学校におけるジェンダーの影響を中心に概観する。

心理尺度構成法実習<後期・研究法実習> 

本科目では、「好き/嫌い」、「良い/悪い」、「明るい/暗い」といった主観的態度や評価、性格特徴を数値化する心理尺度構成法の基本的な方法を6つの実習・レポート作成から学び、心に客観的にアプローチするスキル(問題発見・実証・実践etc.)の獲得をめざす。また主体的な学びを重視し、自身が関心のあるテーマでのレポート作成も予定している。

感情・人格心理学<前期・発達心理学 教育心理学領域>

まず、感情の生物学的基礎について概説する。感情に関するいくつかの心理学的理論を取り上げる。感情の発達や個人差、感情と心身の健康との関連性に触れる。次に、パーソナリティの概念の変遷とパーソナリティの形成過程・遺伝などを取り上げる。類型論や特性論について解説し、パーソナリティを測定するための検査やパーソナリティ障害について解説する。

ピアヘルピング概論<後期・発達心理学 教育心理学領域>

対等な立場として仲間を助ける「ピアヘルピング」を学ぶために、カウンセリング概論、カウンセリングの技法、青年期の諸問題について、グループワークを行い解説する。その上で、ピアヘルピングを実際に体験したり、その活動を調べたりすることをとおして、授業を展開する。

青年心理学<後期・発達心理学 教育心理学領域>

青年心理学に関する作業、事例検討、学生同士の討論をとおして、青年の心理について理解を深める。第一に、青年期の心理的、身体的、社会的変化に着目する。第二に、青年期の特徴として、おとなになること、青年と文化、青年の問題理解を取りあげる。第三に、自分を生きる、他者と生きる、社会で生きるという観点から、青年の生き方の模索について考える。

心理学的支援法Ⅰ<前期・臨床心理学領域>

心理学的支援法の特質、心理学的支援法の対象、心理学的支援法の歴史について解説する。心理学的支援法の主要な理論として、パーソンセンタード・セラピー、精神分析と精神力動的セラピー、認知行動療法、その他の理論と方法を取り上げる。心理学的支援法のプロセスと留意点について解説する。

心理学的支援法Ⅱ<後期・臨床心理学領域>

良好な人間関係を築くためのコミュニケーション方法として、話を聴くときの姿勢から、共感的に傾聴する方法、質問する方法などを実際のロールプレイやワークシートを行いながら体験的に理解する。前半は、グループワークが主となる。また、代表的な理論として認知行動療法や、心の健康教育について学ぶ。

心理的アセスメント<後期・臨床心理学領域>

心理的アセスメントは、公認心理師の主要な業務の一つに位置付けられている。適切な心理支援を行うためには、その根拠となる心理的アセスメントは必須である。本授業では心理アセスメントの基本として、行動観察、面接、心理検査を取り上げる。それらの方法を用いて行われる心理的アセスメントの実際について、事例に基づき解説する。

産業・組織心理学<前期・社会や仕事を広く学べる科目>

産業・組織心理学を組織行動(モチベーションやリーダーシップ、意思決定など)と、人的資源管理(人事評価やキャリア問題)、安全衛生(ストレス・制度や法律)の3視点から説取り上げる。講義では理解を深めるために、簡単な模擬実験(グループワーク)や調査を取り入れ、実施に体験して理解を深められるようにする。

消費者心理学<後期・社会や仕事を広く学べる科目>

本講義の前半は、消費するという行動に与える要因をテーマとする。具体的には、数多くある商品から特定のものを選んだり、価格を考慮したり、関連する情報をどのように処理するのかなどについて取り上げる。その後、テレビCMに着目し、実際にどのような広告があり、それらの情報が何を伝えているのかについて理解するグループワークを行う。本講義の後半では、消費に関する様々な問題として、衝動買いや買い物依存、ブランド志向、対人関係の影響、悪徳商法や現代社会の問題など、幅広い視点から取り上げる。

コミュニケーション心理学<後期・社会や仕事を広く学べる科目>

コミュニケーションについて、主に社会心理学の観点から、可能な限り多くのテーマに触れられるよう進める。社会現象や、身の回りの出来事に関連した問題意識をもって学修できるよう、自身への問いかけを毎回課す。また、個人ワークやペアワークを行う。

3年次

心理学演習Ⅰ(2科目)★<前期・演習>

青年と「自分」、「親」、「友人」、「恋人」、「インターネット」との関係など、関心のあるテーマを調べて発表と討論を行う。社会心理学の視点から「自己」を取り上げ、日常生活で誰もが経験する人の心理から疑問を見つけ、研究テーマとする。学習理論に関連する日常的なトピックスを扱った基礎的なテキストブックを読みながら、学習心理学の用語と概念および研究法に触れる。論文を基本としつつも、書籍、映像、ネット情報などを取り上げてもよい。他の履修者にとっても有意義な学びを演出すること。心の理解の方法として、いくつかの思想的背景があることを学ぶことを目的とする。心の健康の保持・増進のために資するポジティブ心理学のテキストを取り上げる。心理的援助の実際についての事例およびストレス対処法について分かりやすく書かれた書籍を読み、数名の発表者がグループとなってまとめて発表する。家族における“関係”という視点から、家族の心理的構造や機能、発達の基礎理論などについて、多面的・多角的に考察する力が身につけられるように、グループワークやディスカッションを取り入れながら授業を展開する。

心理学演習Ⅱ(1科目)★<後期・演習>

関心のあるテーマにまつわる先行研究をまとめ、探索的検討をとおして仮説を検討し、研究計画を立てる。受講生各自が、日常生活で誰もが経験する人の心理から疑問を見つけ、心理学分野から科学的に検討するために、必要な過程について、様々な作業を踏まえて体験し、理解する。心理学の実践的な研究技法を基礎に、履修学生各自が自らの関心に基づいて選出した先行研究論文を紹介し、その内容について指導教員の補佐のもと解説し、ゼミ員全体で理解していく。問いを立てるということ、欲しい情報を捜し当てるということ、仮説の立て方、調査の方法の選択と、調査の実行可能性、構想発表のレジュメの書き方などを教授する。心の理解の方法として、いくつかの思想的背景があることを学ぶことを目的とする。これまでの卒論、学術論文を取り上げ、論文の構成について説明する。データの収集方法、分析方法、結果のまとめ方、引用文献の書き方などの指導をする。心理学の研究法に関する参考文献の輪読を行う。

心理学実験★<前期・研究法実習>

少人数のグループに分かれ、履修者自身が調査者(実験者)あるいは被調査者(被験者)となり、講義で学んだ概念や知識を実際に体験し確認する。毎回、実習の内容についてレポートを作成し、提出する。レポートに関しては並行して開講される「心理学実験実習事後指導」によって理解が深められる。

心理学実験事後指導<前期・研究法実習>

「心理学実験実習」で毎回作成・提出されるレポートが、より良い心理学のレポートとなることをめざす。提出される個々のレポートの内容に対応して、具体的に問題点を指摘し改善し、完成させる。それぞれの実習種目にあったレポート作成のノウハウを理解し習得する。

心理学研究法★<後期・研究法実習>

心理学の諸領域で実践されている主要な研究法を概観し、心の働きを客観的なデータに基づき実証的に解明する上で基本となる方法を理解する。そして、研究目的の設定とデータの収集および結果の処理が、どのように進められ研究論文としてまとめられていくのか、実例と例題を通して理解する。実験法、観察法、質問紙調査法、面接法、事例研究法、フィールドワークを取り上げる。

心理学問題演習Ⅰ<前期・発達心理学 教育心理学領域>

心理学検定の練習問題を実際に授業内で解き、試験問題に慣れるよう指導する。また、練習問題の解説を通して、大学レベルにおける心理学の知識の基礎固めと整理をして、心理学検定の受検もしくは大学院進学までを支援する。

※大学院受験サポート科目

成人・老年心理学<前期・発達心理学 教育心理学領域>

今後さらに進む高齢化社会において、身体機能の維持とともに心的機能の維持も重要視されるなかで、人間は人生の最終章に向けてどのような心理的変化を示すのかについて考察する。講義形式とするが、事例検討などでグループディスカッションをしたり、受講生に意見を述べてもらうこともある。また、必要に応じて、関連する映像を鑑賞することがある。

心理学文献講読<後期・発達心理学 教育心理学領域>

英語で書かれた心理学の入門教材を複数のパートに分けて履修者が分担し、教員の補佐のもとに読解していく。主要な心理事象への欧米的な視点からの捉え方の面白みを感じ取っていきたい。毎回それぞれのパートで取り上げられる題材について、その内容を皆でまとめ上げていく。演習形式で参加型の授業を展開する。また、心理学英語の読解力を身につけ、大学院進学にも供したい。

※大学院受験サポート科目

乳幼児心理学<後期・発達心理学 教育心理学領域>

乳幼児期の認知や言語、思考、コミュニケーションの発達について時期ごとの特徴や大人による関わりのポイントを、主に講義形式で解説する。乳幼児は大人とは異質な存在である。また成長の過程も大人とは異質な側面がある。さらに現代社会のあり方や現代の家族のあり方についても学生の皆さんと共に考察したい。

女性の生涯発達心理学<後期・発達心理学 教育心理学領域>

①個人側からの働きかけである「キャリア発達」の観点と,企業組織側からの「人的資源管理」の観点の双方について学びを深める。
②生涯発達は人と環境の相互作用の結果であることを理解し、自身の大学生活の過ごし方や、職業選択への心構えについて考察する。

臨床心理演習(心理演習)<前期・臨床心理学領域>

具体的な場面を想定した役割演技(ロールプレイ)や事例検討などを通じて、次の(ア)から(オ)の事項について学習する。
(ア)心理に関する支援を要する者等に関する以下の知識及び技能の修得
 (1)コミュニケーション
 (2)心理検査
 (3)心理面接
 (4)地域支援等
(イ)心理に関する支援を要する者等の理解とニーズの把握及び支援計画の作成
(ウ)心理に関する支援を要する者の現実生活を視野に入れたチームアプローチ
(エ)多職種連携及び地域連携
(オ)公認心理師としての職業倫理及び法的義務への理解

臨床心理実習Ⅰ<後期・臨床心理学領域>

臨床心理学およびその周辺領域にかかる学外の施設に赴き、現場で働く公認心理師や職員から実際に話を聞くことで体験的に学ぶ。具体的には、心理の専門家が働く教育分野、福祉分野、保健医療分野、司法・犯罪分野、産業・労働分野における施設を見学することで、下記の内容について理解を深めることができるよう指導する。
(ア)要支援者へのチームアプローチ
(イ)他職種連携及び地域連携
(ウ)公認心理師としての職業倫理及び法的義務への理解

健康・医療心理学<後期・臨床心理学領域>

「健康・医療に関する心理学」で網羅すべき4項目(下記①~④)について解説する。体験学習や事例についてのディスカッションを通して、心理に関する支援を行うものとしての基本的な態度の習得を促す。
①ストレスと心身の疾病の関係
②医療現場における心理社会的課題及び必要な支援方法
③様々な保健活動において必要な心理に関する支援
④災害時等に必要な心理に関する支援

福祉心理学<後期・臨床心理学領域>

本授業は「福祉心理支援総論」と、「福祉領域における心理支援の実際を学ぶ」といった二つで構成される。各論として、児童虐待、親子、高齢者、ひきこもり、自殺予防、精神障害者、家族や職員への支援に加えて、多職種連携について実践につながるように具体的に解説する。

障害者・障害児心理学<前期・社会や仕事を広く学べる科目>

障害とはなんだろうか。個々の子ども・人々に個別なものなのだろうか、それとも、子どもや人々の発達を阻むものとして、社会に存在するものだろうか。本授業では障害とは何かについて、歴史・社会(制度)の変化から捉えた上で、発達障害のある子どもの困難について考える。その上で、子どもの発達を促す環境について洞察を行う。

教育・学校心理学(学校)<前期・社会や仕事を広く学べる科目>

この授業では、児童生徒の性格、認知、学習、仲間関係、生徒教師のメンタルヘルス、教師の熟達化に関する教育心理学の知見を紹介する。

社会・集団・家族心理学(家族)<前期・社会や仕事を広く学べる科目>

本講義では、コミュニティ心理学の定義、歴史、理論的背景、基本的発想、介入・援助の方法について、概論的に解説をしながら、臨床心理地域援助(コミュニティ援助)の実践に必要な方法を紹介する。学校、企業、地域社会といった「コミュニティ」での実践例を取り上げながら、コミュニティに内在する諸問題を「人と環境との適合」というコミュニティ心理学の視座から追求していく。

関係行政論<後期・社会や仕事を広く学べる科目>

保健医療・教育・司法・犯罪・産業・労働など、公認心理師が活躍すると想定される分野に関する各種関係法規や制度政策について解説する。また、とりわけ教育分野においては、学校などと緊密に連携した公認心理師の活動が想定されるため、関係する各種関係法規や制度政策のみならず、学校教育に関する知識も一定程度解説する。

公認心理師の職責<後期・社会や仕事を広く学べる科目>

本科目は国家資格である公認心理師カリキュラム(学部指定科目)のトップに位置づけられており、公認心理師を目指す者にとって極めて重要な科目である。公認心理師になるために必要な事項として、公認心理師の役割・法的義務・倫理、情報の適切な取り扱い、具体的な業務、自己課題発見、生涯学習への準備、多職種連携・地域連携等について解説する。

ビジネス・スキル<後期・社会や仕事を広く学べる科目>

ビジネス・スキルとは、役割(職種・立場)に応じて効果的に仕事を進めることができるスキルのことである。だが、社会経済情勢等の著しい変化の中においては、どのような役割を担うにしても、社会人としての基礎的能力「人と関わる」「仕事を進める」「ストレス耐性」を支える、備えておきたいスキルがある。本授業では、現代の社会環境の理解を促しつつ、働くことのイメージと共に、主に3つのビジネス・スキルについて解説する。

4年次

卒業研究<前期~後期・演習>

卒業研究は、最も自立的・自発的な演習である。生活の中で感じている自身の問題意識を検討することで、関心のあるテーマに焦点を絞り問題点を明確にするために、関連分野の先行研究を読み、各自の研究テーマを具体化し、それに応じた研究法を模索し実行していく。その過程を通して、指導教員による個別指導を受けながら、4年間の学びの集大成として卒業論文を完成させる。

心理学問題演習Ⅱ<前期・発達心理学 教育心理学領域>

心理学問題演習Ⅰで学んだことをさらに深め、大学院受験に対応できるように幅広い分野の心理学に関する問題を解くことでその内容をより深く理解し、自分の言葉で説明できるように指導する。本科目では、「心理学」の広い分野への理解を深め、知識をまとめることをねらいとしている。

※大学院受験サポート科目

臨床心理実習Ⅱ <前期・臨床心理学領域>

公認心理師の業務としての心理学的支援の実際について、学外の施設に赴き、現場で働く公認心理師や職員から実際に話を聞くことで体験的に学ぶ。具体的には、心理の専門家が働く教育分野、福祉分野、保健医療分野、司法・犯罪分野における施設を見学することで、(ア)要支援者へのチームアプローチ、(イ)多職種連携及び地域連携、(ウ)公認心理師としての職業倫理及び法的義務について理解を深めることができるよう指導する。

発達臨床心理学実習<後期・臨床心理学領域>

乳幼児期から高齢期までに現れる心理臨床的問題の特徴、発達課題との関連、支援と治療法について解説する。毎回の授業のテーマに関連した課題を出し、各自で考える時間、小グループでシェアする時間、グループごとに発表する時間を設ける。

人体の構造と機能及び疾病<前期・社会や仕事を広く学べる科目>

総論では、人体の正常について(解剖学・生理学)、異常について(病理学)、敵について(微生物学)、味方について(免疫学・薬理学)、異常の見つけ方について(症候学・診断学)、回復について(治療学)概説する。以降は各論として、器官系ごとに解剖・生理・病理・治療等について説明する。

精神疾患とその治療<前期・社会や仕事を広く学べる科目>

精神疾患と精神医学について概観したのち、総論として、症状学、診断学、治療学について概説する。各論として、各種精神疾患について、さらに世代ごと性別ごとに特徴的な精神障害について説明する。最後に、精神医学に特徴的な社会とのかかわりについて説明する。