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アメリカンフットボールチーム「ブルーサンダース」のトートバックとポスターデザインを学生が担当しました!
日本文学文化学科 文化芸術専攻の学生が、千葉県市川市に本拠地を置くアメリカンフットボールチーム「ブルーサンダース」のポスターデザインと、オフィシャルグッズのトートバックのデザインを担当しました。2023年~2024年の2年間にわたって、地域連携の一環として和洋女子大学の学生がブルーサンダースのサポーターTシャツの制作に取り組み、好評だったことを受けて、今回は新たにオフィシャルグッズの制作を行うことになりました。
デザインに込めた想いや制作の工夫について、2人の学生にお話を伺いました。担当教員は、仁藤潤准教授です。

【写真】ポスターデザインをした薗部さん(左)、仁藤潤准教授、トートバックデザインをした佐藤さん(右)
ポスターデザイン:薗部 蒼依さん
日本文学文化学科 文化芸術専攻 3年(取材時)

――ポスターのデザインを作るにあたって、デザインのアイデアはどんなところから浮かびましたか?
ブルーサンダースさんのチーム名から青色と雷のイメージ、また過去動画などをチェックして「フレッシュな印象」も感じたので、それらをデザインに反映しました。
――制作の過程で一番苦労したことは何ですか?
自分が作りたい物と、先方が求める物を上手く擦り合わせる事が、個人制作と違い、大変でした。
――実際に完成したポスターを見たときの感想を教えてください。
自分史上「1番大きな印刷物」だったので、素直に大きさに感動しました。もっと、より良いクオリティにしたかったな、という想いもやはり多少あります。
――将来こんなデザインをしてみたい! という夢や挑戦したいことはありますか?
本とアイスが好きなので、書籍の表紙とアイスのパッケージの仕事に携わりたいです。
――今回の経験を、今後の学びや活動にどう活かしていきたいですか?
クライアントとの関わり方や、成果を「一定期間内に出す」という経験は大きな学びになったので、今後、就職先での仕事や、個人制作をする時に今回の経験を思い出して、届ける相手にも喜んでもらえる物作りをしたいです。
トートバッグデザイン:佐藤 舞花さん
日本文学文化学科 文化芸術専攻 4年(取材時)

――トートバックのデザインを作るにあたって、こだわった点や苦労した点を教えてください。
もともとあるロゴマークを意識して、一目で「BLUE THUNDERS」のマークだとわかるようにフットボールや稲妻をデザインに組み込みました。
――実際に完成したトートバックを見たときの感想を教えてください。
自分自身がデザインしたものが実物となり完成されて、想像以上のクオリティで驚きました。改めて、作品が形になると「今回のような制作の現場」に携われてよかったなと思いました。
――この経験を活かして、これからチャレンジしてみたいことはありますか?
デザインを考えることが好きなので、これから趣味の一環としてでも、自分でなにかトートバッグのように実物として残せるものを作ってみたいなと思いました。
――今回のデザイン制作で、役立ったと思う学科の学びはありますか?
「創作の基礎」と「コンピュータ・アート基礎」です。今回、私はデザインするにあたってIllustratorを使用したのですが、これらの講義では主にPCを使用した作品制作が中心だったため、基礎的な部分が自然と授業で身についていたなと実感しました。
――日本文学文化学科の魅力と、卒業後の目標を教えてください。
「自分のやりたいを自由に形にできること」が一番の魅力だと思います。今後は卒業制作の仕上げをして、大学4年間で得た技術をめいっぱい活かしたいです。
――就職先で、文化芸術専攻での学びをどのように活かしていきたいかを教えてください。
私の就職先は、セレモニーでお花を扱う仕事のため、細かい作業が多いので、文化芸術専攻での作品づくりから学んだ感覚や作品に対する気遣いを細部に至るまで活かせたらと考えています。