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令和7年度 日本文学文化学会 研究発表会を開催しました
6月17日、日本文学文化学会 研究発表会では、和洋女子大学の岡本光加里助教が、「『似物』考 ――『にせもの』から『まこと』へ――」という題目で発表。岡本助教は和歌や日本中世文学が専門分野です。日本文学文化学科では「文学セミナー 中世文学」、「文学セミナー 古典韻文」などの科目を担当されています。

【写真】学会委員である中村拓也先生

【写真】日本文学文化学会長である佐藤勝明先生

【写真】研究発表中の岡本光加里先生

今回の研究発表では和歌の表現方法のひとつである「似物」に着目し、源俊頼の『俊頼髄脳』など「似物」に関する中世歌人たちの言説を踏まえつつ、「似物」の作例の分析を通じて、中世和歌の表現方法の通史的展開の見通しが提示されました。研究発表会には1年生から4年生まで、多くの学生が参加。1年生からの質問があるなど、活発な質疑応答が行われました。発表終了後には、今年度の日本文学文化学会総会も行われました。

【写真】発表を聴く学生たち

【写真】質問をする1年生
