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『入試ガイド』『総合型選抜ガイド』の表紙をデザインした、日本文学文化学科 文化芸術専攻の学生にインタビュー!

この春から、和洋女子大学への進学を志望する高校生・保護者の方へ送付している、2025年度『入試ガイド』と『総合型選抜ガイド』の表紙を、日本文学文化学科 文化芸術専攻の学生がデザインしました。今回は、そのデザインコンセプトや、普段の学生生活について、詳しくお話を伺いました!

仲村真帆さん
日本文学文化学科 文化芸術専攻4年 ※取材時(制作時は3年)、仁藤潤准教授のゼミ所属
出身高校:千葉県 私立和洋国府台女子高等学校

――『総合型選抜ガイド』『入試ガイド』のデザインコンセプトを教えてください!
『総合型選抜ガイド』(写真左)は「きらめく女子大生の脳内」『入試ガイド』(写真右)は「自己表現」というテーマで作成しました。テーマに統一性はありませんが、どちらも私が大学に進学するにあたってめざしたものだったからです。「どちらも大事で、夢のあるものであればいいな」と思い、このテーマで制作しようと決めました。

――表紙の制作でこだわったところや、デザインのもとになったアイデアはありますか?
それぞれ、違うジャンルの画材を使用しました。どちらも共通して「堅いイメージのもの」ではなく、「柔らかいもの」をイメージして作成しました。『総合型選抜ガイド』の方では、デジタルで作ることができる、メリハリのある線を曲線にすることで“柔らかさ”を表現し、『入試ガイド』の方では、紙との相性によってできる“スタイリッシュさ”を、絵具の配色で明るくするようにして表現しました。「デジタルとアナログ、どちらの魅力も見てもらいたい!」という気持ちで、各々の良さを引き出せるように工夫しました。また、2つのアイデアの元は、グラフィックアートです。グラフィックアートの自由な感じに憧れ、描きたいと思ったためです。

【写真】「きらめく女子大生の脳内」をテーマに、デジタルで制作した『総合型選抜ガイド』(写真左)と、「自己表現」のテーマを、5色の絵具で表現した『入試ガイド』(写真右)

――進学先として、和洋女子大学を選んだ決め手を教えてください!
私は昔から絵を描くことが好きでしたが、本格的にデッサンや油彩といった画法を学んだことはなく、また、「自分が描きたいものはイラストであり、美術ではない」と型にはまった考え方をしていたため、受験生の頃は、とにかく自分の学びたいことは何なのか、迷っていました。そんな時、和洋女子大学の日本文学文化学科では、文化芸術専攻という大きな括りの中で、様々なジャンルについて自由に学べることを知り、進学を決め、3年次に当初の想いのままに、文化芸術専攻に進みました。

――日本文学文化学科 文化芸術専攻の中で好きな授業はありますか?
好きな授業は、「デッサン基礎」(1年次・選択必修)です。とにかく夢中で描いていた記憶があります。授業を受けていると時間があっという間に過ぎて、その満足感の余韻は、帰り道にもずっと続いていました。また、日本文学文化学科の推せるところは、とにかくのびのびしていて、「誰にも何にも縛られるものがない」ところです! 文学や芸術について、とにかく色々なことを学べるので、興味のある授業は積極的に履修しました。そして、日本文学文化学科の先生方は、とにかく親身に話を聞いてくれます。悩みがあれば、すぐに相談できることも、推せるポイントです!

【写真】「デッサン基礎」の授業で取り組んだ作品

――日本文学文化学科 文化芸術専攻の学びで一番興味を持っている分野や、芸術に関する新しい発見があれば、教えてください!
日本文学文化学科 文化芸術専攻の中で、私が一番興味を持った分野は、油彩画です。もともと、デジタルのことばかりを学んでいたので、アナログの世界のことを知るのは、新しい扉が開いたような感覚でした。大学1年次に、小澤京子教授の授業で「美術史Ⅰ」を学んだことが大きいかもしれません。「実際に、自分でも絵を描いてみたい!」と強く思えたからです。
また、新しい発見とは少し違うかもしれませんが、私は元々、ショートアニメの制作が好きだったので、アナログで学んできたことを混ぜ合わせて、自分の表現を広げることができるのではないかと思い、今はそれに向かって、映像やアニメーションを専門とする仁藤潤准教授のゼミで、日々、精進しています。最近は、主にアニメーションの動きの研究をしています。

【写真】制作中のアニメーションの一部

――和洋女子大学での学びを経て「自身の成長を感じた!」と思うことは?
自分自身が、広い考えを持てるようになったと思います。色々なことに興味を持って挑戦していくうちに、何かに失敗しても悪い経験だったと思わなくなりました。その失敗をどうやって今後に活かせるか、今はそうやって考えて生活しています。自分のスタイルを模索することもありますが、基本は「色々なことを試してみる!」という気持ちで大学生活を送っています。

【写真】里見祭(大学祭)の時に、所属するサークル「イラスト漫画研究会」で展示した作品。それぞれ作風と画法を変えて描きました

――最後に、これから進学を考えている高校生や、後輩たちにメッセージをお願いします!
今は「将来のために、あれもこれも学ばなきゃ!」と考えていると思います。私のめざす方向とは違うからと、諦めてしまうジャンルがあるかもしれません。ですが、興味を持ったことには、とにかく触れてみてください。もしかしたら、人生の転機になるくらいのきっかけになるかもしれません。そういったことに挑戦する時間がある大学生だからこそ、色々なことをやってみてほしいです。私は大学に入って変われたと思っています。皆さんが、充実した生活と新しい出会いや発見ができるよう、心から祈っています!

仲村さんがデザインした、2025年度『入試ガイド』『総合型選抜ガイド』等の資料請求は、こちらから

和洋女子大学 日本文学文化学科は次の3つの専攻から成り立っています
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