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日本文学文化学科 吉井美弥子教授が「大和和紀『あさきゆめみし』と源氏物語の世界」に寄稿しました

大和和紀『あさきゆめみし』と源氏物語の世界 」(平凡社、2023年11月刊)に、日本文学文化学科 日本文学専攻吉井美弥子教授が寄稿しました。『源氏物語』をはじめとする平安朝文学を専門に研究している吉井教授がこの本について紹介します。

平凡社「太陽WEB」で、本書が詳しく解説されています! 詳細はこちらから

吉井美弥子教授からのコメント

平凡社「太陽の地図帖」名作漫画シリーズ最新刊の本書は、『源氏物語』の数ある漫画の中でも最高の名作『あさきゆめみし』の特集です。『あさきゆめみし』の作者は『はいからさんが通る』でもよく知られる漫画家 大和和紀氏。本書は「大和源氏」の世界を『源氏物語』研究者が読み解くという画期的な企画です。

「特別インタビュー」は「千年の時を超え、その魅力を伝えるために『あさきゆめみし』が描いた『源氏物語』」と題し、私が大和和紀氏にお会いして、大和氏の『あさきゆめみし』創作にまつわる様々なお話をたっぷり伺ったロングインタビュー記事です。

また、評論「少女漫画のヒーローへと“転生”! 『あさきゆめみし』が救った光源氏」をはじめ、「女君で旅する『あさきゆめみし』」という特集では「桐壺の更衣と藤壺の宮 あえて描かれた桐壺帝と桐壺の更衣の出会いと“天女”/その“愛”は許されるのか? 藤壺の宮の想い」、「六条の御息所 六条の御息所に想を得た上村松園『焰』に共鳴/夕顔を取り殺した物の怪 その正体とは?」、そしてコラムの「常に控えめな「花散里」の隠された本心とは?」を私が執筆しています。『あさきゆめみし』が、『源氏物語』に書かれていない部分をどのように解釈し、それがどのような効果をもたらしているかを具体的に読み解きました。

2024年のNHK大河ドラマは、『源氏物語』の作者 紫式部の生涯を描く「光る君へ」が放送予定とのこと。紫式部と『源氏物語』への注目が集まっています。『あさきゆめみし』から『源氏物語』の世界に入ったという方も多いと思います。本書で改めて『あさきゆめみし』と『源氏物語』、それぞれの魅力に浸っていただければ幸いです。


和洋女子大学日本文学文化学科には、文学や文化について学べる様々な授業科目があり、『源氏物語』はもちろん、「マンガ」についても学ぶことができます!

和洋女子大学 日本文学文化学科は次の3つの専攻から成り立っています
日本文学専攻の学びについてはこちらから
書道専攻の学びについてはこちらから
文化芸術専攻の学びについてはこちらから
千葉テレビで放送された、日本文学文化学科の紹介動画はこちらから

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