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令和5年度 日本文学文化学会 研究発表会を開催しました

6月20日、令和5年度 日本文学文化学会 研究発表会を開催しました。今年度は日本文学文化学科の間淵洋子准教授が、「日本語表記の多様性とその変化」という題目で発表を行いました。ご自身の専門研究のテーマ・背景・目的・成果等を惜しみなく盛り込んだ、とても充実した内容でした。

間淵准教授は、日本語学・日本語史・計量言語学などを専門とし、『日本語話し言葉コーパス』、『現代日本語書き言葉均衡コーパス』、『日本語歴史コーパス』などの構築にも携わってこられた研究者です。
日本文学文化学科では「日本語学概説」、「日本語文法」、「日本語史」などの重要な科目を担当しています。

コーパスとは「実際に使用された言葉を大量に集めたデータベース」のこと。これを使用することで、これまでにない程、網羅的・実証的・統計的な日本語史の研究が可能になります。

【写真】日頃から、着物を着ていらっしゃる間淵准教授

今回の研究発表では、実際にコーパスを使って「近現代(明治期以降)の漢語の歴史的変化の実態」を明らかにする研究成果の一端を示されました。近代以降、どのような漢語が定着し、あるいは淘汰されたのか。表記や品詞性の多様性の実態はどのようなものであったか。通時的にはどのような変化があったか。そして、その変化・消長の要因や背景は何か、といった問題について、詳細に考察されていました。

【写真】研究発表中の間淵准教授

【写真】研究発表を聴く学生たち

研究発表会には、日本文学文化学科の1年生から4年生まで、多くの学生たちが参加し、熱心に発表を聴いていました。また、和洋女子大学の名誉教授の先生方も足を運んでくださり、活発な質疑応答の時間もありました。講義後には多数のご意見もいただきました。

和洋女子大学 日本文学文化学科は次の3つの専攻から成り立っています
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千葉テレビで放送された、日本文学文化学科の紹介動画はこちらから

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