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和洋女子大学で「ちば保育のつどい」 が開催されました
今年度の「第52回ちば保育のつどい」(千葉県、市川市、船橋市、千葉日報社 後援)が、和洋女子大学を会場に開催されました。今回は、コロナ禍以来の対面とオンラインのハイブリッド開催となり、現職保育者(卒業生含む)とこども発達学科の1年生と3年生が研修を通じて交流し、共に学び合う場が実現しました。
絵本の講座
絵本の講座では、こども発達学科の教員による「子どもの成長と絵本」の講義に続き、読み聞かせ師で絵本作家の聞かせ屋。けいたろうさんによる絵本ライブが行われました。保育士としても活躍する、けいたろうさんの軽妙で温かみのあるトークと絵本誕生秘話に会場は笑いと感動に包まれました。

【写真】文/聞かせ屋。けいたろう 絵/ひろかわ さえこ『ようかいサッカー』ポプラ社,2023
ふだんの絵本ライブと違って和洋女子大学の大きな教室で実演されるけいたろう先生

【写真】おはなしの世界に惹きこまれる会場


【写真】文/聞かせ屋。けいたろう 絵/高畠 純 『どうぶつしんちょうそくてい』 アリス館,2014 著者の絵本を購入し、サインしていただいた3年生たち

【写真】卒業生(前列)と1年生たち
遊びの講座
遊びの講座は、千葉市で遊び塾「はらっぱ」を主宰する、"あらちゃん"こと荒牧光子さんによるワークショップ。会場の北館プレイルームは、学生たちと現職保育者が、声を掛け合い、手を繋ぎ、協力し合う姿と楽しい笑い声でいっぱいになりました。

【写真】親しみやすく終始笑顔のあらちゃん先生

【写真】次々と繰り出されるうた遊び、手遊びに学生も笑顔がいっぱい
現職保育者の感想
実習では、保育の現場で緊張しがちな学生たちも、笑顔で保育者との親交を深めることができました。実施後のアンケートでは、現場の先生方から「とてもよかった! また現場で読み聞かせしたくなりました」「いろいろな絵本を紹介してもらい良かった」「講師や学生の方と学べて楽しかった」「子どもの気持ちに戻れて楽しかった」といった声がありました。
学生たちからは、「絵本には多くの素敵な工夫があることを学んだ」「けいたろう先生の絵本の読み聞かせは導入から面白く、常に笑顔で聞き取りやすい声や話し方をされていてすごく楽しかった」「大勢の人と手遊びや体を動かしながら遊んで、たくさんの人と一緒に遊ぶことの楽しさを学んだ」「(あらちゃん先生の)うたあそびとゲームあそびって、こんなにも盛り上がって楽しいのかと思った」などの感想がありました。

【写真】全員集合記念写真