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生活環境

生活環境学科で学べること

和洋女子大学生活環境学科で学べることを、教員がリレー形式でご提案します。
出願を検討している方は、「プレゼンテーション」や「大学入学志望理由書」を作成する際にぜひ参考にしてください。

生活環境学科で学べること①
「ひとり親家庭」について学ぶ

1. 身近な暮らしの中にある「困りごと」に気づく

「ひとり親家庭」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

お父さんかお母さん、どちらか一方と子どもが暮らす家庭のことです。いま、日本で子どものいる家庭の約7~8世帯に1つが、ひとり親家庭です。
あなたのまわりにも、そういう家庭があるのではないでしょうか?

ひとり親家庭には、どんな「困りごと」があるでしょうか。
たとえ親が働いていても、生活が苦しいことがあります。子どもの進学が難しくなることもあります。
生活環境学科では、こうした身近な暮らしの中にある「困りごと」や「不公平感」に気づき、問いを立てることから学びが始まります。

2. 生活環境学科で何を学ぶ?

この学科では、ひとり親家庭をテーマに、以下のような力を身につけていきます:

学べること
  • 統計データなどから、ひとり親家庭の現状や課題を知る
  • さまざまな支援や制度の仕組みを学ぶ
  • ひとり親家庭の暮らしを良くする方法をデザインする
学びの特色
  • 現場・データ・制度をつなげて考える力を育てることができる
  • 当事者の暮らしの経験を通じて、実践的に理解できる
  • 地域NPOや子育て支援団体との連携活動に取り組むことができる

「人びとの暮らしを、学びの中に取り入れる」ことが、この学科の学びの大きな特徴のひとつです。

 

3. 将来に向けて — 学びを活かし、かたちにする

大学で得た知識や経験は、将来さまざまなかたちで活かされます。

将来の進路例
  • 自治体の福祉職員として、ひとり親家庭の相談や制度設計に関わる
  • 子育て支援NPOなどで、地域に安心できる場をつくる
  • 自分自身で「居場所」や「学習支援」などの活動を立ち上げる

どの進路にも共通するのは、「生活者の目線で社会を見る力 」と「現場で考え、動ける実践力」です。
生活環境学科では、そんな力をじっくり身につけることができます。