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こどもの身体表現の世界を探究する「こどもの生活と遊びD」(授業紹介No.26)

家政福祉学科で保育士資格をめざせる、児童福祉コース。今回は、児童福祉コース2年次の選択科目「こどもの生活と遊びD」(2年次・選択科目)を紹介します。担当教員は弓削田綾乃准教授です。(この授業は、2023年度から、家政福祉コースでも履修できます。)

おもしろそうなものと初めて出会ったとき、誰もが五感を使い、それを感じ取ろうとするでしょう。これが、「からだで出会う」ということです。そして、自分なりの方法で対象とつながり、自分が抱いた思いを表現しようとするでしょう。「こどもの生活と遊びD」では、様々なものと「からだで出会う」体験を重ね、そのプロセスを丁寧に検証しながら、子どもの表現世界について考えを深めていきます。
この授業では、秋に開催される里見祭(大学祭)に参加して、児童福祉コースの「あそぼう広場」で一つのコーナーを担当します。2020・2021年度は影絵劇、2022年度は影と光をテーマにした迷路「アニマルライトで暗闇迷路を探検!」に取り組みました。ここでは、2022年度の里見祭での「あそぼう広場」の様子を紹介します。

【写真】どんな遊びが楽しめるかな?「影との出会い」「光との出会い」「一人ひとりの物語の創造」をキーワードに内容を考え、暗闇迷路の探検に決定!

【写真】様々な素材を集めて、どれくらいの高さ、長さ、幅が適しているのか、試行錯誤を重ねました

【写真】前日の準備の様子

【写真】子どもたちが安全に楽しむことができるように工夫をこらします

【写真】手作りの「アニマルライト」(写真左上)。それ以外にも、探検で見つける「お宝」をたくさん作りました

【写真】完成した暗闇迷路の入り口。当日は薄暗い中、アニマルライトを照らしながら、入場します!

【写真】南館のプレイルームが、ハロウィン仕様に飾られた“あそびの広場”に変身しました! 当日は、何度も訪れてくれるお子さんもいて、笑顔がいっぱいの2日間でした。

また、2022年度は、12月に児童福祉コース主催の子育て支援活動「つながる・つなげるプロジェクト 第4回あそぼう・はなそう会」にも学生たちは参加しました。これは、周辺地域の親子が来訪し、学生が企画した多彩なあそびを子どもたちと一緒に楽しんだり、保護者のお話を伺ったりする会です。第4回目は、この授業のメンバーが中心的役割を担いました。

【写真】クリスマスをテーマにした内容で、折り紙ツリーや松ぼっくりツリー、リースなどの製作遊びと、ハンドベル演奏の披露などを行ないました。子どもたちは、ハンドベルに触って興味津々な様子でした

【写真】この授業では、毎回の記録をとり、1人1台のタブレットを使ってドキュメンテーションを製作します。ドキュメンテーションの発表では、一人ひとりの視点のユニークさが際立ちます

半期の授業を通して、「からだでの率直かつ素直な出会いを大切にすること」「子どもの身体感覚を考慮したワクワク体験につなげること」「一人ひとりの子どもに寄り添い、柔軟な展開にすること」などを、実践的に学びましました。

2023年度から、「こどもの生活と遊びD」は、児童福祉コースだけでなく、家政福祉コースも履修できるようになります。個々の感性を大切にしつつ、協同の活動を進める中で、どのような相乗効果が生まれてくるのか、楽しみです!

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