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布の特性を測定し、ファッションを科学的に解析する「被服材料学実験」
服飾造形学科の授業「被服材料学実験」(2年次・選択科目)では、アパレル製品の材料となる布の厚さ、重さ、引っ張り強さ、硬さ等の特性を測定し、衣服の構造や、見た目、快適性等を分析します。布の特性は、被服に関わるすべての分野で必要な知識。班に分かれて測定を行い、布を正確に裁断し、JIS(日本産業企画)によって定められた方法で測定していきます。指導教員は、睡眠環境や災害時の衣服の快適性を研究する水野一枝准教授です。

【写真】2人組になって、測定に使用する布を正確に裁断していきます

【写真】4人で協力して布の硬さを測定。順調に測定できているようです!
授業では、学生全員が測定できるよう、交代しながら測定を行います。しわになりやすいか、なりにくいかを調べる「防しわ性」の測定や、毛玉になりやすいか、なりにくいかを調べる「ピリング試験」など、各種測定結果の関連性や考え方について詳しく説明するとともに、その測定結果がアパレル製品の機能や快適性等にどう関連しているかを解説していきます。

【写真】布の「防しわ性」を測定。冷房の風が当たって実験用の小さい布を落とさないよう、慎重に!

【写真】「ピリング試験」に使用する布を準備する学生たち。集中して真剣に取り組んでいます!
服飾造形学科では、8月7日(水)・8日(木)「高校生のための『大学での探究』体験講座」で、4つの講座を開講。8月7日(水)13:30〜15:30「災害時の寝具と衣服を考えよう!」では、睡眠環境や災害時の衣服を専門的に研究している、水野教授による講義が受けることができます。段ボールベッド、簡易ベッド、避難所を想定した環境等で仮眠をし、眠りにくい条件や環境を体験しましょう。現在、申込受付中です!
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【オープンキャンパス・イベント情報】
8月7日(水)・8日(木)、「高校生のための『大学での探究』体験講座」申込はこちらから
8月11日(日祝)・25日(日)、「夏休みオープンキャンパス」申込はこちらから
8月27日(火)・28日(水)、「総合型選抜 書類作成講座」申込はこちらから
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