6月27日、市川市消防局にて開催された「市川市婦人消防クラブ※」の令和5年度 第2回目のプログラム「普通救命講習」に看護学科の学生4名が消防クラブ会員として参加しました。
当日は、先輩の消防クラブ会員と一緒に受講。市川市消防局警防課の方々が講師となり、新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた救命処置の訓練を行いました。心肺蘇生法の手順における、ダミー人形を用いての胸骨圧迫やAED装着などを中心に、救命処置の流れを繰り返し行い、最後に教官による効果測定テストも行われました。
参加した学生4名、全員が無事に修了し、市川市消防局より「普通救命講習1終了証」を授与されました。婦人消防クラブでは、年間の事業計画があり、学生は、今後も授業との調整をしながら参加する予定です。

＜参加した学生たちの感想＞
「いざとなった時の対処法を消防局の方々から直接ご指導いただき、貴重な経験ができました」（看護学科1年生）
「コロナ禍で心肺蘇生の方法が変わっていたので、新しい方法を知ることができて良かったと思いました。最初は、胸骨圧迫で5センチくらいしか沈められなかったのが、最終的にはできるようになったので自信がつきました」（看護学科4年生）

※「市川市婦人消防クラブ」とは
一般家庭からの火災を防止するため、火災予防の知識やケガ・急病の応急処置方法などを覚えて、災害時でも力を発揮できる地域の女性防災リーダーになることを目的に結成された防災ボランティア団体です。平成元年に発足し、会員数は346名。市川市在住であれば、年齢の制限なく、誰でも参加できます。

和洋女子大学では、市川市との包括協定を締結し、このような活動を通して、地域社会の発展および人材育成に寄与していくことをめざしています。

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