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トピックス

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家庭科教育研究所主催 国際シンポジウムを開催しました

11月30日、和洋女子大学 総合研究機構 家庭科教育研究所主催の国際シンポジウム「SDGsの達成と家政学 ―教育的実践の成果と課題―」を開催しました。このシンポジウムには、小・中・高等学校の家庭科教員、家政学や家庭科教育を研究する研究者、企業の研究員、和洋女子大学の卒業生と家庭科教職課程の学生および大学院生など、103名が参加しました。

【写真】総合研究機構代表の岸田宏司教授による開会の挨拶の様子

第1部では基調講演が行われ、前国際家政学会会長でアメリカ合衆国テキサス州立大学教授の Dr. Gwendolyn Hustvedt氏が、米国の持続可能性研究における学際的プログラムの開発に家政学者が参画し、家政学の視点やアプローチを導入したところ、地域コミュニティに貢献し大成功を収めたことを紹介しました。次に、アジア地区家政学会事務局長でシンガポール国立教育研究所講師のDr. Johannah SOO氏の講演では、現代のシンガポールではグローバル都市への進展に伴って、持続可能な生活と責任ある市民に関する学習の重要性が高まっており、家庭科教育も環境意識の高い市民の育成をめざし、持続可能性を重視したカリキュラムへ改訂が行われていることを紹介しました。

【写真】司会を務めた家庭科教育研究所の佐藤宏子特別研究員

【写真】家庭科教育研究所の工藤由貴子特別研究員による講師紹介

【写真】Dr. Gwendolyn Hustvedt氏の基調講演の様子

【写真】Dr. Johannah SOO氏の基調講演の様子

第2部のシンポジウム「SDGsの達成に向けて ―家政学のチャレンジ―」では、女子栄養大学教授の井元りえ氏が、日本の家政学はSDGsの達成に向けて、どのような取り組みをしているか、今後の家政学の貢献のあり方と課題は何かについて論じました。ディスカッションでは参加者から多くの質問が寄せられ、3人のシンポジストとの活発な意見交換が行われました。

【写真】第2部のディスカッションの様子。多くの参加者と活発なディスカッションが行われました

シンポジウム終了後には交流会が行われ、多くの参加者が講演者と積極的に対話し、参加者相互の親睦を深めました。
このシンポジウムを通して、参加者の皆さんが海外の動向や現状に興味や関心を持ち、新たな視点や知識を日々の教育的実践や研究活動に役立て活かしてくださることを期待しています。

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