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服飾造形

ウェディングプロデュース会社に内定が決まった、服飾造形学科4年生に在学生インタビュー

「やりたいことを欲張ってみるのも楽しい!」

堀田 美里さん
服飾造形学科4年生(※取材時)
内定企業:ウェディングプロデュース会社

■内定先の企業をめざすことにしたきっかけを教えてください
3年次の年末に開催された、ウエディング専門の合同説明会に出席したことがきっかけです。その合同説明会に、興味を持っていたジュエリーの製作会社が参加すると知り、出席しました。そこで複数のブライダル企業の説明を聞いて、人生でトップレベルに幸せだと思える瞬間のお手伝いができる仕事に自分も携わりたいと興味がわきました。その後、合同説明会で聞いたブライダル企業も含め、いろいろな企業の研究をしました。その中でブライダルといえば、まずプランナーという仕事が頭に浮かびました。けれど、元々、物を作る事が好きで和洋女子大学に進学したこともあり、プランナーの仕事内容に魅力は感じているものの、物足りなさも感じていました。企業研究を進める中で、初めてフラワーコーディネーターをという職種を知り、この職種ならば、物を製作するということもできて、接客もできる為、私のやりたいことが両方できる!と思い、志望しました。

■就職活動で大変だったことは何ですか?また、どのように乗り越えたか教えてください
自分が興味を持てる業界や職種がいくつかあっても、どれが本当にやりたいことなのか、自分に向いていることなのか、他にもっとやりたいことがあるのではないかと、つきない不安と迷いに、常に悩まされました。就活本番の3月が近づくにつれ、企業研究、自己分析など、結果として「やって良かった」と思うものが、やっていた当時はやればやるだけ悩みの種だったような気がします。ただ、当時できるのはそれだけでした。けれど、自分が何をしたいのか分からないならば、とにかく知っている仕事を増やそうと思いました。知らない仕事は選択肢にもならず、検討することすらできないと思ったからです。そう考え、とにかく企業、職種を調べ、自分が1番やりたいと思える仕事を見つけることができました。

■就職活動を通して成長したと感じることがあれば教えてください
進路支援センターが行っている資格講座には、1年生の頃から積極的に参加していました。接客業に就きたいという気持ちから、ビジネスマナーを学ぶため、秘書検定の資格を取得し、商品企画にも興味があったため、リテールマーケティング検定の資格も取得しました。将来、どんな仕事がしたいかということが明確ではなかったため、いざ自分のやりたいことが決まった時に、やっておけば良かったという後悔をしないためにと、いつも考えていました。資格の取得を通して、新たな知識を得るということはもちろん成長だと思いますが、それだけでなく、学業に加えて勉強をしていたため、物事を進める計画性や効率の良さも同時に身についたように思います。また、就活に対して漠然とした不安はありましたが、家族や友人以外に「大丈夫!」といってもらえたことはとても心強かったです。

■今後の目標や抱負をお聞かせください
自分の技術と知識を高め続け、信頼を得られる人をめざします。人の笑顔のため、多角的な視点で私なりの提案ができるようになりたいです。大学では衣服の製作だけでなく、デザインコンテストや全員同じ題材での発想の展開なども行いました。「自分で考える力」だけで無く、他の学生の作品にも多くの刺激を受けました。これらの経験を活かして、発想豊かにお花の提案をしていきたいと思っています。

■高校時代は大学や進路についてどのように考えていましたか
私は家政系の高校に通っており、1、2年生の頃は専門学校に進学しようと考えていました。和裁の勉強を専門的にしてみたいと思っていたからです。けれど、洋裁の勉強ももっとしたいと思うようになりました。和裁の勉強だけでは物足りないと感じ、3年生のときに和裁も洋裁も学ぶことができる和洋女子大学への進学を決めました。専門学校の方が技術取得は早いかも知れませんが、私は自分が興味を持てることを幅広く学んでみたいと思ったので、大学へ進路変更しました。大学へ進学することは、一定の分野において、幅広く学ぶために有効だと感じました。

■進路支援センターの魅力を教えてください
就活講座の実施がとても心強く、参加するたびに自分の自信につながりました。自分一人で将来の職業を決めるということはとてもハードルが高く、不安なことが多いと感じていました。その中で、進路支援センターが行う就活講座に参加し、自己分析から、企業研究、面接対策など順番に丁寧に講座を開いてくださったおかげで、面接にも自信を持って挑めたと感じています。さらに、他大学との合同の就活実践講座はとても印象に残っています。和洋女子大学の学生の中だけで面接の練習をしていると、だんだんと慣れて緊張感が薄れていく感覚があったのですが、他大学と合同で行うことで、男女も交ざり、本番に近い緊張感を就職面接前に体験できたのは良かったなと思っています。また、学科ごとに担当のカウンセラーの方がついて、相談に乗ってくださるので、不安なことを、とことん打ち明けられる環境でした。自分一人で悩みがちですが「いつでもおいで!」と言ってくださるのは本当に心強かったです。また、進路支援センターを通して発信されている、インターンシップや会社説明会、企業の求人情報などもとても役に立ち、就職活動を頑張ろうという気持ちになりました。

■高校生へメッセージをお願いします
私は大学選びも仕事選びも「自分がやりたいと思うことがより多くできる方」を選んできました。何か1つに「これ!」と選ぶのも良いかもしれないですが、自分のやりたいことを欲張ってみるのも楽しいと思います。自分は何をするべきかと論理的に考えることも時には必要だけれど、迷って迷って分からないときは自分の直感が頼りです。「自分で大きな決断をする」ということは勇気が要るかも知れませんが、どの道に進んでも楽しみ方は必ずあると思うので、何ごとも前向きにとらえて頑張ってください!

進路支援センターのカウンセラーよりメッセージ
私がブライダル業界出身のため、経験を踏まえ、「自分のことば」で思いを伝えることが重要だとアドバイスしました。目を輝かせて頑張り抜いた堀田さんの笑顔はとても印象的でした。


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