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洋服の成り立ちと家庭で洋服を製作する技術を学ぶ「被服構成学実習Ⅰ」

家政福祉学科2年生が履修する「被服構成学実習Ⅰ(選択科目)」では、立体構成としてパジャマのパンツとシャツの製作を通して、衣服の構造と人体形態との関連性において寸法設定を考え、立体構成の縫製法を習得します。そして製作した作品は着装して、お互いに評価をし合います。指導教員は柴田優子助教です。2021年度は2年生39名が履修しました。

 
【写真左】製作の様子 【写真右】完成したパジャマの着装評価会の様子


【写真】製作したパジャマを着装した集合写真

<柴田優子助教からのコメント>
今の時代、中学校や高等学校の家庭科の授業の中で「上下の洋服」を製作することはなかなかありません。ですが、洋服を作るには、製作の技術の習得だけでなく、身体寸法を知り、必要な材料を選び、製作工程の多さを知るなど様々な学びがあります。これらの学びが、既製服を購入する際の品質や価格、サイズ選びなどに活かされ、また衣生活の問題にも気が付くようになります。当たり前と思っていた衣生活が当たり前ではないと気づいたら、それが今、「学校教育に求められる課題解決学習の教材にもなる」のです。そして授業の中でお互いに作品を評価することも家庭科教員には重要なことです。上手に縫えるようになることだけを求めている実習ではないことが「被服構成学実習Ⅰ」の特徴です。

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