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服飾造形

教員採用試験に合格した服飾造形学科4年生にインタビュー

遠藤栞さん
服飾造形学科4年生(※取材時)

■教員をめざしたきっかけを教えてください
中学生の時に授業を担当してくださった先生の影響で、教員をめざすようになりました。元々、勉強や運動が苦手だったので、先生に褒められるという経験があまりなく、初めて褒められたのが家庭科の授業で制作した「ズボン」でした。幼少期から服の制作や編み物をすることが好きだったので、自分の好きなことを褒められて、とても嬉しかったです。先生に褒められたことで自信がつき、家庭科という教科にも興味・関心を持つことができたので、私も教員になり、生徒たちに家庭科の楽しさを伝えたいと思うようになりました。


(写真はイメージです)

■教員採用試験に向けて、どのような対策をとりましたか? 
私立
まず、学校ごとに選考内容が異なるので「専門教養」や「教職教養」があるか、「一般教養」があるかを確認し、各学校に合わせた試験対策を行いました。「専門教養」は元々、公立の教員採用試験を受けていたので、その自治体の過去問題を解き、「教職教養」は参考書の一番前のページにある各県の出題傾向を示したグラフから試験分析をしました。また、「一般教養」は私自身、国語と社会は得意だったので、ほとんど対策はせず、英語と理科の2科目を重点的に問題集などを使用して勉強しました。
公立
「専門教養」は、自治体の過去問題を4年間分、繰り返し解いていました。間違えた部分はノートにすべて書いて覚えました。「教職教養」は過去問題の前に一問一答方式の参考書で大体を覚えてから、過去問題を解いていきました。また、小論文は何を書くか大まかに決めて試験を受けました。

■教員採用試験の勉強と並行して公務員試験の勉強をすることはできますか?また、最終的にどちらを選ぶ人が多いですか?(在学生からの質問)
私は公務員試験を受けていないので教員採用試験のことしかアドバイスはできませんが、教員採用試験と日程が近くないのであれば両立できると思います。教員と公務員では求めている人材や試験の評価方法が異なっていると思うので、3年生のうちから対策していけば大丈夫だと思います。
私の周りに公務員試験を受けた人はいませんでした。しかし、公務員か教員かで迷っているなら両方受けることをオススメします。教育実習に行くと分かりますが、実習生の私たちから見ても先生方の仕事は思っている以上に大変です。教育実習を通して「自分には向いていない」と思い、教員ではなく一般に就職を決めた友人もいるので公務員試験の勉強をしておくのも一つの選択肢だと思います。

■3、4年次は実習や必修科目など、受講科目が多いと思いますが、プライベートな時間(アルバイトなど)はどのように過ごしていましたか? 
服飾造形学科では、3年次は必修科目が多くなってしまうので、比較的、午前中に講義を入れるようにしてアルバイトをしていました(私たちの学年は午前か午後のどちらか選択できました)。ほとんどの科目に試験があるため、アルバイトがない日は課題をこなすことや試験勉強をして過ごしていました。また、4年次になると必修科目は少なくなりますが、教育実習と教員採用試験があるためプライベートな時間は、ほとんどありませんでした。

■めざす教員像をお聞かせください
生徒に頼ってもらえるような教員になりたいです!

■教員をめざす在学生たちにメッセージをお願いします
自分のなりたい教員像をしっかりと持って、ぜひ今の学生生活を有効活用してください。講義も、教育に関するものや自分の専門分野に関するものを積極的に履修してみてください。意外に採用試験の問題と内容が重なる部分があるのでおススメです!私立か公立かは、自分に合った方を見極めて受験してみてください。

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