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日本文学文化学科の「卒業論文・卒業制作発表会」を開催しました

2月7日、日本文学文化学科4年生による卒業論文・卒業制作発表会が行われました。それぞれのゼミから選ばれた奨励賞受賞者14名のうち9名の学生が、執筆論文や制作作品についてプレゼンテーションをしました。
今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、会場での発表をZoomでオンライン配信する形式となりました。

日本文学・日本語表現、書道、文化芸術の3専攻から選出された9名が、鬼の容姿と表現、『源氏物語』第二部の主人公、源義経伝承の女性と芸能、『猿蓑』と『奥の細道』に見られる共通句、泉鏡花『海神別荘』の作品分析、江戸時代後期の待遇表現、『三色紙』の様式と表現、CMにおける夫・⽗親表象のジェンダー分析、3D・2Dによるアニメーション制作と、多岐にわたるテーマについて、自身の研究・制作のコンセプトと過程、得られた発見、工夫した点、後輩へのアドバイスなどを発表してくれました。
発表会終了後には、「卒業論文・卒業制作奨励賞」の受賞式が行われ、学科長・日本文学文化学会会長である井上清徳教授から14名の受賞者へ、賞状と記念品が授与されました。

当日は、1年生から4年生まで、多くの学生が熱心に視聴しました。とりわけ卒業論文や卒業制作を控えた3年生にとっては、自身がどのように取り組むべきかを具体的に考えるための、またとない機会となりました。

 
【写真左右】当日の発表の様子。事前にオンライン配布したハンドアウトに沿って発表しています。(写真はすべて学生の承諾を得て掲載しています)


【写真】この学生はPowerPointも活用し、言語表現についてのデジタルデータベース構築について発表してくれました。


【写真】卒業論文・卒業制作奨励賞授与式の様子

この卒業研究を通じて、学生たちは課題発見能力、調査能力と情報リテラシー、論理的・批判的思考能力、説得的で伝わる文章を書くスキル、一つのことを計画的にやり抜く力、自らのアイディアを伝え分かち合う表現能力を磨きます。

日本文学文化学科では、1年次の基礎ゼミから、2〜3年次のさまざまな演習、そして学修の集大成としての卒業研究に至るまで、少人数制による丁寧で徹底した指導に力を入れ、学生一人ひとりの興味関心と長所を伸ばす教育を行っています。
また、各分野の専門家である専任教員が15名揃っていますから、日本文学史の各時代、書道の実技と研究、視覚芸術、現代のポピュラーカルチャー、博物館学(展示企画を含む)、地域研究、デジタル映像制作、平面・立体を含む造形芸術と、幅広い分野から、自分の興味関心や希望する進路に合わせて、卒業研究で何を究めるかを選ぶことができます。

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