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服飾造形

教員採用試験に合格した服飾造形学科4年生にインタビュー

梶本 萌香さん
服飾造形学科4年生(※取材時)

■教員をめざしたきっかけを教えてください
高校時代、将来どんな職業に就きたいかを考える授業のときに、パっと思いついたのが教員でした。もともと人のお世話をするのが好きでしたし、人に深く関わることができる職業だと思えたので、自然と教員をめざすようになりました。他の業界で働くことも考えましたが、教員という仕事が自分の性格に合っていると思うので、この選択は間違っていなかったと思います。

■教員採用試験に向けて、どのような対策をとりましたか? 
勉強方法については私自身、長期的に何かを取り組むということが苦手なので1カ月半くらいで集中して取り組みました。筆記試験に関しては、教科書以上の内容は出ないので、過去問題を解いて、解けなかった部分の内容を、家庭科の教科書や学習指導要領などで復習する、ということを繰り返しやりました。覚え方は人それぞれなので自分が一番、試験勉強が捗る方法で本番に向けて取り組んでいくのがいいと思います。面接や模擬授業は、自分という人物についてどれほど知ってもらえるかが重要だと思うので、模範解答になりすぎないように、自分の意見をまっすぐ伝えることが重要だと思います。

■教員採用試験の勉強と並行して公務員試験の勉強をすることはできますか?また、最終的にどちらを選ぶ人が多いですか?(在学生からの質問)
器用な人なら、並行して勉強していくことは可能だと思います。ただ、同じ公務員という職業でも教員はまた違う分類なので、勉強しなければいけない内容は全然違うと思います。どちらが多いかはわかりませんが、最終的には自分がどんなことをしたいのか、誰を相手に仕事をしたいかで将来へのベクトルを早めに決めた方が、集中して試験勉強に取り組めると思います。

■3、4年次は実習や必修科目など、受講科目が多いと思いますが、プライベートな時間(アルバイトなど)はどのように過ごしていましたか? 
私はアルバイトもずっとしていましたし、友人と出かける時間もつくっていました。確かにやることはたくさんありますが、ずっと学校のことや試験のことを考えるだけの大学生活は嫌だったので、息抜きという感覚で勉強以外のことも楽しんでいました。大学とは関係ない外部の人からの情報も大切なので、アルバイトなど、人と会う機会はあった方がいいと思います。しかし、やることは多いので、計画的に進めないと、最終的に自分の首を絞めることになってしまいます。自分のペースと相談しながら勉強にもプライベートにも取り組むことが必要だと思います。

■めざす教員像をお聞かせください
生徒たちの「好き」や「得意」を長所として伸ばしてあげられる教員になりたいです。私自身も家庭科が得意で、先生に褒められてどんどん家庭科を好きになっていったので、今度は私が生徒たちをたくさん褒めてあげたいと思います。

■教員をめざす在学生たちにメッセージをお願いします
私が教員採用試験を受ける上でよく言われたのは、「表情に気を付けること」「笑顔でいること」です。人と関わる職業のため、どんな表情をしているか、どこに視線を受けているかは自然と目につくそうです。やらなければいけないことが多くて険しい表情になってしまいがちですが、人に見られているという意識は忘れないでください。自分の思い描く将来のために、悔いのないように頑張ってください!

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