メニュー 閉じる

トピックス

トピックス

「自分が学生だった頃よりも、学びが楽しい」社会人学び直しプログラム 受講者インタビュー

社会人学び直しプログラム「英語コース」(※取材時)
航空会社勤務
平井恵美さん

■和洋女子大学の「社会人学び直しプログラム」を知ったきっかけを教えてください
市川駅南口図書館に貼ってあったポスターを偶然見かけたのが、このプログラムを知ったきっかけです。和洋女子大学のHPを調べてみると、生涯学習の一環として「社会人学び直しプログラム」があり、「英語コース」と「地域・社会コース」があることを知りました。私は小学生の頃から、和洋女子大学のすぐ近くに住んでいたので、里見祭(大学祭)に足を運んだ記憶があります。その時に和洋女子大学の学生のお姉さんたちに遊んでもらい、楽しかった思い出が今でも鮮やかに残っています。当時から和洋女子大学は私にとって身近な存在でした。

■受講を決めた理由を教えてください
子供も就学前となり手がかからなくなり、以前より自分の時間が持てるようになりました。それまでは、仕事や育児の合間に受講できる通信教育を取っていました。しかし、このプログラムを知ってから、学ぶスタイルを通学に変えるのも自分自身へ刺激になると考えました。受講を決めた一番大きな理由は、大学が家の近くにあり、育児、仕事の両立にも支障がない範囲で通学が可能であったことです。「英語コース」に決めたのは、今の自分自身の仕事のキャリアアップに繋がると考え、迷わず選択しました。

■和洋女子大学での授業の印象を教えてください
私が「社会人学び直しプログラム」の履修生として通学していたのは、2019年9月から2021年3月までです。入学時はコロナ禍前でしたので、授業は対面授業で行われていました。河内山有佐先生の「異文化コミュニケーション」では、初めて英語での単独プレゼンテーションを経験させていただきました。慣れないPowerPointを使って資料を作成し、試行錯誤の上で完成させ、学生たちの前で緊張して発表したことは、今でも忘れることが出来ません。ダーラ・ラングレイ先生の「グローバル・トピックス」では、各国が抱える環境、食糧、水問題などを取り上げ、現状と解決にむけてディスカッションをしました。授業はすべて英語で行われましたが、分かりやすい表現や言い回しでしたので、充分に理解できました。最後のプレゼンテーションに向けて、ペアとなった学生と「海洋プラスチック問題」を選択し、SDG’sの取り組みやレジ袋が有料化された経緯、今後、私たちは何をすべきかについて発表しました。2020年度はコロナ禍で通学が叶わず、オンライン授業になりましたが、内田翔大先生の「TOEICⅢ」では、英文法基礎について、毎回アンケートで丁寧なご指導をいただきました。どの先生もとても丁寧に接して下さった印象があります。
学生とのエピソードで印象深いことがあります。偶然、エレベーターで一緒になった学生から「学生さんですか?」と声を掛けられ、簡単に自己紹介すると「また、お会いしたら声を掛けますね」と温かい言葉をいただいたことがあります。また授業が行われる「さとみ館」の場所がわからず、うろうろしていると、丁寧にその場所まで連れていってくれた学生もいました。周りの学生に支えられ、無事に通学できたことも大変嬉しく、皆様に感謝しております。

■この学びを将来どのように役立てたいと思いますか
学んだことを現職に役立てたいと思っています。私は航空会社の客室乗務員として働いていますので、外国籍のお客様を接客する際に学んだ英語を活かしていきたいです。今は海外ベース客室乗務員に関わる評価、助言する役職も担っていますので、適切な英語表現で指導すると共に、同僚として円滑なコミュニケーションを図ることも重要な役割です。海外ベース客室乗務員には様々な国籍の方がいます。良いパフォーマンスを引き出すためにもお互いの文化を認め合い、多様性を受け入れなければなりません。「心理の科学」で学んだ、ジェンダーを問わず、様々な価値観を認め合う社会の実現へ向けて、この学びが充分に活かされていると感じています。生活面においても、授業で社会や教育、環境問題について触れたことで、社会人の一人として周りへの関心を広げられた実感があります。

■「社会人学び直しプログラム」を受講した感想や、受講を検討している皆さんへのメッセージをお願いします
社会人になってから学び直すことは、決して恥ずかしいこと、難しいことではないと思います。生涯学習は年齢を問わず、誰にでも門戸は開かれています。「学びたいとき」。それが今なら、迷わず一歩足を踏み込んでみませんか。きっと想像していたよりも多くの経験が得られるはずです。
和洋女子大学の「社会人学び直しプログラム」を受講して、私は多くを学ぶことができました。その学びが仕事や育児に活かされ、身近な社会問題にも興味を持つきっかけとなりました。学びは生活を豊かに、そして前向きに考える力を与えてくれます。コロナ禍も昨年末からは明るい兆しが見えつつあり、対面授業が徐々に増えてきたと伺っていた矢先にまた先の見えない状況になってしまいました。ですが、このような状況だからこそ、学ぶことが今の自分の道を切り拓いてくれるのではないでしょうか。このプログラムを通して、自分が学生だったころよりも、学びが楽しいと思えるはずです。学んでみたい気持ちがある方はぜひ応募してみてください。

「社会人学び直しプログラム」の詳細についてはこちらから

入試相談・学校見学は随時受付中です! 詳細についてはこちらから