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「学びに卒業はない。これからも挑戦し続けたい」社会人学び直しプログラム 受講者インタビュー

社会人学び直しプログラム「地域・社会コース」(※取材時)
学童保育施設勤務
隅谷清美さん

■和洋女子大学の「社会人学び直しプログラム」を知ったきっかけを教えてください
私自身が和洋国府台女子高等学校の卒業生であり、また、現在も和洋女子大学の近所に住んでいることもあり、和洋女子大学のホームページをよく見て公開講座などをチェックしていたことから、このプログラムを知りました。息子達が小学生の頃、里見祭(大学祭)に一緒に参加した思い出もあります。時が経ち、子供たちの自立が近づいてきたので、以前から気になっていた「社会人学び直しプログラム」に挑戦をしてみようと決めました。和洋女子大学の「自立して輝く女性になるために。」という教育理念が私の背中を押してくれた気もします。

■受講を決めた理由を教えてください
「英語コース」と「地域・社会コース」の2コースからの選択に関して、私は麗沢大学で英語科を卒業したので英語のスキルを再び、磨き直す選択も考えましたが、今回は「地域・社会コース」に決めました。と言うのも、大学生の頃、松戸市が企画した公開講座「女性のつどい」に参加し、女性も男性も自立してそれぞれを尊重しあえる社会をめざす目的の講座を聞いてから、長い間そのテーマについて考えを巡らせていました。社会人学び直しプログラムの「地域・社会コース」を受講すれば、長年の問題解決へのヒントが得られると考えたからです。

■和洋女子大学での授業の印象を教えてください
新型コロナウイルス感染症が大流行し、新しい生活スタイルが求められる2020年に、社会人大学生としてデビューしました。私は、和洋女子大学の綺麗なキャンパスで、大学生たちと情報交換や雑談などができる、新しい出会いを期待していましたが、対面授業はなく、すべてオンライン配信による授業となり、残念な部分もありましたが、自分の空いている時間に課題に取り組めることは、むしろ、社会人には大変都合が良いと感じました。直接、会って話すことはできませんでしたが、各授業で大学生たちの考え方や意見を聞けたことは有意義でした。

■この学びを将来どのように役立てたいと思いますか
約30年前に私が問題意識を感じたテーマ「固定的性別役割分業意識」を無くしてそれぞれが尊重し合い、ともに支え、ともに参加する社会「男女共同参加社会」を進めるために行ってきたこと、そして現在、進行中の取り組みを、心理学、家族関係学、また福祉など様々な視点をデータで提示してもらい、学習することができました。社会課題が「見える化」され、把握しやすく、改善の方向性を考えやすくなった気がしました。最近は、新聞を読む度に授業で学んだ記事を見つけると切り抜いて保管してしまうほどです。私はこの2年間で得た知識を基に、今の仕事である学童保育支援員として、子育ての環境整備や働き方改革などが保育の現場でどのように影響しているのか、また一人ひとりが自分らしく主体的に生活できているのか等を子どもたちや保護者の方々と協力しながらサポートしていきたいです。そして将来、今、以上に子どもの保育に関われる仕事に就くために、保育士の資格取得をめざして勉強をしているところです。

■「社会人学び直しプログラム」を受講して良かった点や、受講を検討している皆さんへのおすすめポイントなど教えてください
長い間、自分のなかで考えを巡らせてきたテーマの「点」と、自分が結婚して妻、母親として経験して得た「点」などが、受講して学んでいくうちに、少しずつ繋がっていく感覚を覚えたことが一番嬉しかったです。今、私は、自分のこれからのパーパス(purpose)がすらすらと描けるような気がしています。自分が自分を開発し実践する、そうして開発した自分を社会に還元する。人生100年時代、私は今年折り返しを迎えた大切な節目の年です。学びに卒業はないそうです、私はこれからも挑戦し続けたいです。

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