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トピックス

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千葉県立千葉女子高等学校の生徒たちが高大連携プログラムに参加しました

12月24日、和洋女子大学の高大連携事業協定校である千葉県立千葉女子高等学校の家政科1・2年生68名が、和洋女子大学での「高大連携プログラム」に参加しました。このプログラムは、高校生に大学レベルの教育や研究に触れてもらうことで、高校生の学習意欲や能力を高めるとともに、大学と高校の教育・研究の一層の充実・発展をめざして行っているものです。

当日はまず、午前中のプログラムとして、和洋女子大学の家政学部と看護学部の4学科で下記の4つの講座を用意。生徒たちは自分の興味に合わせて大学の授業を選択・体験しました。

水引き細工によるクリスマスヘアアクセサリー制作

服飾造形学科(担当教員:伊藤瑞香准教授



真っすぐな水引きを複数本合わせて結ぶことにより、美しい造形美を作り出すことができる「水引き細工」。伝統文化の体験として、水引き細工の技法を用いたヘアアクセサリーを制作しながら、結び方の意味も学びました。

健康的な食事の実践

健康栄養学科(担当教員:柳澤幸江教授



生徒たちは自身のお弁当を作る実習を通じて「健康的な食事」の柱である主食・主菜・副菜の組み合わせ、つまり「栄養バランスが良い」食事の基本を学習。正確な重量把握や調理での時間管理による適切な栄養管理で、おいしい料理が作られることを学びました。

足部の計測・観察と靴のサイズ選び

家政福祉学科(担当教員:柴田優子助教



生徒たちは「ギリシャ型」「スクエア型」など自分自身の足の形を把握し、靴選びに必要な足の寸法をグループワークで正しく計測。日本と海外のサイズ表記の違いなどを学び、今後どのような判断で靴のサイズ選びをすべきかなどを先生と一緒に考えました。

大学で学ぶ「看護学」とは

看護学科(担当教員:藤井美穂子准教授



看護学科では生徒たちが「母性看護学」を、新生児の人形を使った観察、抱っこの仕方、おむつ交換、妊婦体験や分娩台の利用などを通して学びました。看護師になるために、大学ではどのようなことを学ぶのか、実際に体験できる機会でした。



午後のプログラム、「先輩へのインタビュー 先輩から大学の学びや大学生活の話を聞く」では、千葉女子高等学校の家政科を卒業して、現在、健康栄養学科で管理栄養士をめざして学んでいる在学生の話を聞く機会が設けられました。その後、グループ別に学内の施設や実習室などを中心に施設見学をしました。全プログラム終了後のアンケートでは、「私たち1人ひとりが手厚い指導を受けられるような設備がたくさんあり、自立する力を身につけられる環境があることや、先生との距離が近いことで、和洋女子大学がすごく魅力的な大学だと感じました」「実習、先輩のインタビュー、大学見学と思っていたよりも充実した1日になりました! ありがとうございました」「大学のホームページを見るだけではわからないようなことまで知ることができて良かった」「(先輩へのインタビューに関して)先輩が高校で学んだ事が大学での学びに活かされていると仰っていたので、いまの学校の授業を大切にしたいと思いました」などの声があり、高校生たちにとって満足度の高いプログラムであったことがわかりました。

 

家政科で学ぶ高校生にとって、今回の大学での学びが、これからの学習への興味・関心を高めるとともに、進路選択の一助になることを願っています。

<和洋女子大学 高大連携支援室について>
高校と大学の教育を接続していくことをめざした高大接続改革が進む中、和洋女子大学では入試改革に留まらず、教育活動や教育内容での改革の重要性を重視し、教育活動や教育内容における高大接続の改革に取組んでいます。和洋女子大学では、こうした教育活動・教育内容における接続の輪をさらに広げ、近隣高校との高大連携事業・高大接続教育の充実に取組み、拡充していくことを「高大接続改革の完成形」と捉え、目標に掲げています。高大連携支援室では、和洋女子大学の高大接続改革の理念を具体化する様々な事業や教育を高等学校の皆様と連携・協力しながら創り上げたいと考えています。高大連携事業や高校からのご要望等、高大連携支援室までご相談ください。

【お問合せ】
高大連携支援室 TEL:047-371-1249