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服飾造形

「ファッションビジネスの世界」の授業で、手描きドレスデザイナーの藤井陽介氏にご登壇いただきました

服飾造形学科では、服飾についての感性を磨き、問題解決能力や実践力などを身につけるため、実技や理論の他にも斬新なカリキュラムを開講しています。その中のひとつ、「ファッションビジネスの世界(履修時期:1年次 、必修科目)」では、毎回、服飾・ファッション業界の第一線で活躍している方々を講師に招き、オムニバス形式による授業を行っています。担当は伊藤瑞香准教授森本美紀准教授。今年度はオンデマンド授業と対面授業を併用しながら開講してきましたが、11月19日には、藤井服飾デザインの藤井陽介氏をお招きし、初めての対面授業を行いました。


【写真】講義を行う藤井陽介氏

藤井氏は「手描きドレスデザイナー」として自身の名前のブランドで活動しており、皇室をはじめ財界や芸能界の顧客の為のドレスをデザインされています。講演では藤井氏が刺激を受けたコンテンツのエピソードを交えながら、この仕事に就くに至るまでや、ドレスをデザインする上で大切にしていることなど、これから学生がデザインし、制作していく上で参考になる大変、貴重なお話をしてくださいました。

 
【写真】商品サンプルのドレス。ドレスとして仕立ててからシルク用の染料を用い手描きで模様を施していく

作品のポートフォリオの他に、当日は6点ほど実際の商品やサンプルのドレスをお持ちくださり、授業後に学生が直接、鑑賞することができました。顧客との対話を重ね、相手のことを思って仕立て上げられたというシルク100%のドレスは繊細でとても美しく、学生は熱心にディテールをみて藤井氏に質問する場面もありました。

 
【写真】藤井氏に授業後に質問している学生の様子

藤井氏は顧客のオーダーしたものを作る傍らECサイトや店舗にて商品の販売も行っており、学生は一般的な小売店ともオートクチュールとも違う商品の展開の方法、自己表現の方法を知る機会を得ることができ、充実した時間となりました。

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