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日本茶についての理解を深めるための「生活と日本茶」

家政福祉学科の専門科目「生活と日本茶」の授業では、「日本茶」の全てを学ぶことができます。この授業の担当は岡本由希准教授です。

前期に開講された「生活と日本茶」は、今年度も多くの学生が履修しました。家政福祉学科ではいろいろな資格をめざすことができますが、めざす資格に関わらず、家政福祉学科の学生はこの授業を履修することができます。また、単位を修得後、申請すれば、NPO法人日本茶インストラクター協会の日本茶アドバイザー資格を取得することができます。

この授業の中に、日本茶の品質審査と鑑定実習があります。今回は7月9日に行った実習の様子を紹介します。実習にはNPO法人日本茶インストラクター協会から8名の先生方が来てくださり、少人数グループでの実習となりました。実習では、手指の消毒、マスクの着用、会話を控える、また充分な換気など、基本的な感染症予防対策を徹底した上で行い、茶の香りや味の確認はできませんでしたが、可能な範囲で実習を行いました。

 
【写真左】全体説明の様子 【写真右】実際に観察した玉露

煎茶、深蒸し煎茶、玉露、碾茶、粉茶など10種類の茶葉を観察し、手触りを確認するなど、いろいろな茶の特徴を理解しました。続いて、品質の異なる煎茶について、茶葉の外観を確認し、さらに熱湯を注いで、浸出液の水色や茶殻の様子を観察することで、今回は視覚が中心となりましたが、茶の品質の違いについての理解を深めました。

 
【写真左】品質の異なる茶葉について説明を受けている様子 【写真右】熱湯を注いで、茶殻の様子や浸出液の色を確認している様子

限られた内容での実習でしたが、学生たちは真剣に実習に取り組みました。実際に茶の葉の違いなどを見ることで、かなり理解が深まったようでした。今回、得た茶の品質に関連する知識は、日本茶アドバイザーとして、また学生たちの日常生活においても充分に役立つものとなったようです。

家政福祉学科での「茶の取り組み」について、今後もご期待ください。

その他、家政福祉学科の「日本茶」関連記事は下記からご覧ください。
「生活と日本茶」指導担当である岡本由希准教授のインタビュー記事が、茶道の雑誌『淡交』令和3年10月号(9月28日発売)に掲載されました
【学び紹介】農作業が体験できる「家政福祉実習」~2021年度前期編~

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