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海外留学・研修 経験者の声

ソウル教育大学校(韓国)

韓国・ソウル教育大学校での留学を終えて(在学生インタビュー)

川瀬朋果さん

国際学科4年生(取材時)
留学先:ソウル教育大学校(韓国)
留学期間:2020年9月より1年間

帰国前と帰国したときの心境をお聞かせください

留学中は韓国での生活が私に合っていたので、「帰国したくない!できることならずっと韓国にいたい!」という気持ちでした。帰国したときは、ただただ韓国に戻りたいという気持ちでした。成田空港に到着した瞬間から、日本人の丁寧な対応や雰囲気など、とにかく韓国とは何もかもが違い、「あぁ日本に帰ってきてしまったんだな」という気持ちで悲しかったです。

留学前後で、自分の中にどんな変化が生まれましたか?

新型コロナウイルス感染症の影響で、留学が延期になっていたので、早く韓国に行きたい、韓国での暮らしをしてみたい、自分の韓国語能力がどこまで通用するのかなど、とにかく挑戦したい気持ちでいっぱいでした。
韓国に行ってから半年が過ぎた頃から、韓国で仕事をしてみたい、韓国で暮らしたい、そのためには韓国の大学院に進学したいと思うようになりました。留学前もなんとなく韓国で働きたいと思っていましたが、はっきりした確信を持てませんでした。留学に行き、実際に長い間韓国で生活していくうちに、韓国で働こうという気持ちに確信を持つことができました。

「韓国で仕事をしてみたい」とのことでしたが、韓国での就職や韓国の大学院進学に向けて、何かアプローチしていることがあれば教えてください

韓国で働くためには韓国語はもちろん、英語、資格もいろいろと持っていることが有利になります。そのため、私は韓国語の試験で一番高い級のTOPIK6級を取得していますが、満点を目指して今も勉強をし続けています。また、英語も韓国で就職する際には必須なのでTOEICの勉強も並行して行っています。大学院進学のためには、とにかく和洋女子大学をちゃんと卒業することですかね。もちろん韓国語のスピーキングも含めた実力をつけることにも継続して力を注いでいます。韓国の大学院に行ってからは、就職のため、韓国で取得可能なコンピューター能力試験や情報処理技師などの資格を取ろうと計画しています。

川瀬さんにとっての韓国の魅力を教えてください

日本から近い国でありながら、国柄が全く違うことです。日本とは違い、良い意味でアバウトな感じが韓国の魅力だと私は思っています。店員さんや、友達との関係もフッ軽な感じで、先生方との距離もフランクなところが、日本とは違う良いところだと思います。交通の面でも韓国のほうがバスや地下鉄の本数が多く、安いので、すごく暮らしやすいと思います。また、ご飯がおいしいことも、もちろん魅力的ですね。さらに、韓国はカード社会なので、キャッシュレスで生活できるところも魅力のひとつだと思います。授業もタブレットでノートをとったり、宅配が当日か次の日に届くことが当たり前なので、日本よりもいろいろと進んでいて本当に暮らしやすいことも魅力ですね。

韓国と日本の文化の違いや日常生活の違い、考え方の違いで印象深いことがあれば教えてください。そのうえで、双方の国の良いところや、ここはあまり好きじゃないなと思うところがあれば教えてください

韓国では人と人との関わりが、日本より人情深く、パーソナルスペースの距離が近いことが印象深いです。良い意味でアバウトな感じが私には合っていて好きです。反対に日本は礼儀正しく丁寧ですが、私には堅苦しく、少し窮屈に感じます。

休みの日はどのように過ごしていましたか

休みの日は主に、友達と遊びに出かけていました。もちろん、コロナ禍なので感染対策などをしっかりした上で、遊園地に行ったり、友達の家に遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったりしていました。連休や長い休みの期間は国内旅行にも行きました。

留学を考えている学生へメッセージ

もし少しでも迷っているのならば、時間とお金の余裕、そして何よりも韓国、韓国語に対しての意欲があるのであれば留学に行くことをお勧めします。留学中に友達もたくさんできるし、留学中の経験が自身のスペックにもつながるので、きっと良い経験になると思います。ただ、留学先でどんなことをしたいか、最終目標がなにかを決めたうえで行かないと異国の地で精神的に辛くなることもあると思うので、その点も踏まえて検討することをお勧めします。

学内の報告会で発表した、川瀬さんの交換留学レポートはこちら

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