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国家公務員の財務省(税関)と経済産業省(特許庁)、葛飾区役所のインターンシップに挑戦した、心理学科3年生にインタビュー!
進路支援センターが主催する「公務員試験対策講座」に参加しながら、国家公務員への就職をめざして、令和6年度女子学生霞が関体験プログラムに挑戦。財務省(税関)と経済産業省(特許庁)に加え、葛飾区役所(政策企画課)のインターンシップを経験した、心理学科3年生の須賀真菜さん。 「“女子大学”で学び、『社会で活躍できる“女性”』になりたい!」という想いや、公務員になるために努力していることなど、詳しくお話を伺いました!
須賀真菜さん
心理学科3年生(※取材時)、市村美帆准教授のゼミ所属
出身高校:千葉県 私立和洋国府台女子高等学校
インターンシップ先:令和6年度女子学生霞が関体験プログラム(財務省/税関、経済産業省/特許庁)、葛飾区役所(政策企画課)
―― 和洋女子大学を受験しようと思った「決め手」を教えてください!
私は、併設校の和洋国府台女子高等学校に通学していたので、同じ敷地内にある和洋女子大学のことはよく知っていました。併設校を知ったきっかけは、親戚に卒業生がいたこと。高校受験の時から大学進学も視野に入れて、東京都の自宅から近く、書道部の実績がある和洋国府台女子高等学校を選びました。和洋女子大学への進学を決めた理由は、“女子大学で学ぶ”ことで「社会で活躍できる“女性”」になれると思ったからです。また、高校時代から「社会で活躍できる、自立した女性をめざす」という和洋学園の校風に魅力を感じていたので「和洋で学び続けたい!」と強く思ったことも理由の一つです。
―― 将来「公務員」になりたいと思ったきっかけはありますか?
私の親戚が「公務員」として働く姿を見て、「全体の奉仕者として社会のために働くことができるところ」に魅力を感じていました。公務員は、一部の人だけでなく、社会全体のためになるような「公共サービス」を提供できるところが良いと感じています。また、休暇制度が充実していて、ワークライフバランスが取れているところ、結婚・妊娠・出産などの女性ならではのライフイベントにおいても、安定した雇用が保証されている点も大変魅力に感じ、「自分も公務員として働きたい!」と思うようになりました。
―― インターンシップ先に「公務員」を選んだ理由について、それぞれ教えてください!
3年次の5月頃、進路支援センター主催の「就職基本講座」に参加して、インターンシップのメリットや重要性を学び、同時期に「公務員試験対策講座」で、公務員のインターンシップがあることを知りました。その中から、自分が挑戦したいものを選び、エントリーシートを書きました。
私が、令和6年度女子学生霞が関体験プログラムで「財務省(税関)」を選んだ理由は、テレビ番組の視聴をきっかけに、日本国内の安心と安全を水際で守ることができる唯一の機関である、税関の取り組みに興味を持ち、財務省(税関)の業務を実際に体験したいと思ったからです。また、インターンシップでは、女性職員の講話や、若手女性職員との座談会に参加できると知り、ワークライフバランスや職務経験などの話を通じて、「女性として働き方」のイメージを具体化したいと思い、志望しました。
さらに、「経済産業省(特許庁)」にも参加した理由は、特許、意匠、商標という知的財産権の出願を審査し、その権利を守ることで、日本をはじめ全世界のビジネスと、安心して新しいアイデアを形にできる世の中を支えている、特許庁の業務を深く知りたいと思ったからです。SNSが普及している今、知的財産権の普及を考えることにより、特許庁での具体的な業務イメージを持ちたいと考え、志望しました。
そして、「葛飾区役所(政策企画課)」を選んだ理由は、自分の生まれ育った地域で働いてみるのもいいなと思ったからです。葛飾区民と区役所が、ふるさと葛飾の推進のためにどのように協働し、まちづくりを行っているのか、イベント従事を通して実際に学びたいと考え、志望しました。
―― インターンシップでは、どのようなことに取り組みましたか?
令和6年度女子学生霞が関体験プログラムは、まず1日目に共通日程の内閣人事プログラムがありました。大臣による挨拶の後、幹部職員の講話、女性が働きやすい職場作りの説明、パネルディスカッション、「キャリア形成」についてYouTube配信を視聴しました。その後、「財務省(税関)」では、政策に関するグループワーク、経済連携協定のグループワーク、女性職員によるキャリア形成の講話、東京税関コンテナセンターの見学、羽田空港の見学などを行いました。「経済産業省(特許庁)」では、庁内見学、知的財産権の普及に関するグループワークと発表、若手職員との座談会、育児中の女性職員との座談会、女性職員によるキャリア形成についての講話を聴講しました。
また、「葛飾区役所(政策企画課)」では、区民ホール(区役所入口)の展示を作成しました。新しい政策がどのようにしたら区民の方々に伝わるか、展示内容やレイアウト、デザインなどをすべて自分たちで一から考えて作成し、実際に区民ホールへの展示も行いました。
【写真】経済産業省(特許庁)や財務省(税関)のインターンシップで使用した資料の数々
―― 心理学科の科目で、自身の実力アップにつながった授業はありますか?
3年次(前期・選択科目)の「臨床心理演習(心理演習)」です。カウンセリングの技法や心理療法、心理検査を実際に体験し、事例検討・ロールプレイから、心理学的支援の実際を学ぶ授業です。1・2年次の講義で学んだ心理学の知識が、実際の支援場面でどのように使われているのかを体験的に知り、学びを深めることができます。教室も臨床心理実習室など、充実した設備を使用でき、より体験的に実際の場面に近い形で学ぶことができました。
―― 「心理学科」の推しポイントを教えてください!
心理学科の「推しポイント」は、応用心理学から基礎心理学まで、幅広い分野の心理学を学べるところです。心理学は専門の分野が多岐にわたることから、それぞれの学びを大学生活だけでなく、就職活動やアルバイトなど、幅広い場面で活かすことができます。幅広い分野から自分の興味関心を見つけ、学び深めるきっかけにもなります。また、在学中に「ピアヘルパー」など、心理学に関する資格を取得できるところもオススメです!
―― 人生の目標や、将来めざす人物像を教えてください!
私の人生の目標は「公務員として安定して働くこと」です。そのために今は、進路支援センター主催の「公務員試験対策講座」への参加を通して、公務員試験の合格に向けた勉強や、説明会への参加など、就職活動を頑張っています。将来めざす人物像は、「就職してからも努力し続ける人」でありたいです。
―― 最後に、和洋女子大学を志望する高校生や後輩たちへ、メッセージをお願いします!
大学進学は、自分の将来に大きな影響を与える、人生の重要なターニングポイントの一つです。進路に迷うこともあると思いますが、4学部9学科を有する和洋女子大学には、きっと皆さんの「学びたい!」があると思います! 先生方や同級生もとても優しくて、授業だけでなく教員免許、資格取得、就職活動のサポートも充実しているので、安心して楽しい大学生活を送れると思います。また、女子しかいない女子大学だからこそ、「社会で活躍できる女性」になれると実感しています。一緒に和洋女子大学で学びましょう!
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