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和洋女子大学と韓国・公州大学が学術・交流協定を締結
〜長年の交流を経て、新たなパートナーシップへ〜
和洋女子大学は、2025年7月22日、韓国・国立公州大学(Kongju National University)と学術協定および交換留学協定を締結いたしました。
【写真】協定書に調印後の金子健彦学長(右)と公州大学のイム・ギョンホ総長(学長)
公州大学は、韓国・公州市に所在し、1948年に創立された国立大学です。首都ソウルから高速バスまたは車で約2〜3時間の距離にあり、韓国の歴史と文化が色濃く残る地域に位置しています。大学のある公州市は、古代朝鮮の三国の一つで日本とも強いつながりがあった百済(くだら)の都として栄えた地で、日本とも歴史的に深い繋がりがある土地です。
本学と公州大学との交流は、共通総合科目「海外文化研修(韓国)」を通じて育まれ、公州大学には本学学生の研修先として協力関係にありました。現地での受け入れを通じて、本学学生の韓国語や韓国文化に対する深い興味や意欲的な学びへの姿勢が高く評価されてきました。
また、2025年2月には、本学が初めて実施した韓国協定校向け短期受入プログラムにおいて、公州大学から6名の学生が参加し、日本文化や本学での学びを体験しました。こうした実績をもとに、今後さらに両大学間の教育・研究・学生交流の発展を目指し、正式な協定締結に至りました。
今後は、学術交流や学生の交換留学を通じて、両大学の研究・教育の質を高めるとともに、国際的な視野を持った人材育成をさらに推進してまいります。
協定調印式には、公州大学からイム・ギョンホ総長(学長)、パク・チャンス教務部長が、和洋女子大学からは金子健彦学長、内田翔大国際交流センター長、金範洙准教授が出席し、協定の意義と今後の発展的な交流への期待が語られました。
【写真】全員でチョアヘヨ(韓国語で‘好意’を意味します)のポーズで記念撮影