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「第25回 市川手児奈文学賞」に国際学科2年生の作品が入選しました!

市川は、「真間の手児奈」が万葉集に詠まれて以来、そのむかしから多くの文芸作品の舞台となってきました。文芸風土豊かな市川を詠んだ<短歌・俳句・川柳・詩>を全国から募集する文学賞である、市川市文学ミュージアム主催「第25回 市川手児奈文学賞」に、国際学科2年生 小川紗瑛さんの詩が入選しました! 高校生の頃から詩を詠むことが好きだったという小川さんに、入選した感想や作品に込めた想いなど、お話を伺いました。

小川紗瑛さん
国際学科2年生(※取材時)
出身高校:千葉県 私立和洋国府台女子高等学校

<小川さんの入選作品>

【写真】和洋学園の正門前にある停留所。写真はイメージです

<インタビュー>

――市川手児奈文学賞に応募したきっかけを教えてください
日本文学文化学科の卒業生の方が以前、市川手児奈文学賞の短歌部門にて入選されていることを知り、「私も応募してみたい!」と思ったことがきっかけです。和洋国府台女子高等学校から大学まで合わせて、ずっと通学してきた市川の土地には愛着があり、私の“もう一つの故郷”であると感じています。その土地ならではの詩をたくさんの方に届けたいと思い、応募しました。

――入選した感想を教えてください
中原中也さんに憧れて、高校時代から詩を詠んできましたが、詩の才能には自信がありませんでした。そのため、「詩が入選されることは絶対に無い」と思っていたので、入選の手紙が届いたときには、驚きを隠せませんでした。目には不思議な熱さを感じ、誰かが「私の詩を認めてくれた」という事実が嬉しかったです。

――この作品の制作のきっかけになったエピソードや、作品に込めた想いを教えてください
この作品は、和洋国府台女子高等学校に通学していた頃、停留所でバスを待っているときに、実際に経験した出来事を詠んだ詩です。永井荷風のことを語ってくれた、おばあさんのことは大学生になった今でも忘れられません。高校時代の体験を元に詠んだ純粋な詩を楽しんでいただけたら嬉しいです。

――和洋女子大学の国際学科に進学を決めた理由を教えてください
私は高校時代、和洋コースの生徒として、緑豊かな自然に囲まれた和洋学園の中で豊かな高校生活を過ごしてきました。そのため、和洋女子大学へ進学することは決まっていましたが、国際学科に進学を決めた理由は、国際情勢やさまざまな国の文化を学びたいと思ったからです。実際に学んでみると、国際政治にも興味の幅が広がり、どの講義も毎回、有意義で新鮮な時間だと感じています。

――今後の目標や夢を教えてください
将来の夢は、国際学科で学んだことを、存分に活かすことのできる職業に就くことです。詩の最終目標としては、「現代詩手帖賞」と「中原中也賞」の受賞をめざしています。詩人になりきれない者ですが、中原中也さんを目標に、日々の努力を怠らず精進していきたいです。もちろん、市川手児奈文学賞も、まだまだここでは終われません! 荒波を切り抜けてゆくように、学科の学びにも詩を詠むことにも、帆を張って前へ前へと進んでいきたいです。

1月24日(金)~2月2日(日)には生涯学習センター(メディアパーク市川)2階 グリーンスタジオにて、入賞(対象・秀逸・佳作)作品展が開催されるそうです。ぜひ、足を運んでみてください。

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