伊藤礼花さん
英語コミュニケーション学科4年生（※取材時）
留学先：マッセイ大学（ニュージーランド）
留学期間：2023年2月上旬～3月上旬 4週間

――マッセイ大学（ニュージーランド）へ留学しよう！ と思ったきっかけを教えてください
「大学在学中に留学したい！」と高校生の頃から考えていました。しかし、コロナ禍の影響もあり、半分諦めていたところ、大学３年次に大学の留学プログラムが再始動することに。留学には行きたい！ けれど、その後の就職活動のことも考えると3年次からの長期の留学は難しい。検討した結果、1カ月間のマッセイ大学のプログラムが私にとって最適だと思ったため、マッセイ大学への短期留学を決心しました。

――滞在した街、アルバニーはどんなところでしたか？
アルバニーはとても自然が多い街でした。商業施設と公園がつながっており、芝生でピクニックしている人がいつも大勢いたり、鳥も多く、カフェに小鳥が入ってくる光景を何度も目撃しました。店員もお客さんも、まったく驚く様子もなく、鳥を気にしている素振りもないので、この光景がごく当たり前のことなのだと感じました。

――語学力アップするために必要なこと・大切なことは何だと思いますか？
「とにかく話すこと」。日本で英語を勉強していると、基本、アメリカ英語やイギリス英語に二極化しますが、実際は同じ英語でも国によってアクセントはまったく異なります。私がお世話になったホストファミリーはオーストラリア英語を話すので、最初は聞き取るのが難しかったのですが、友達がお世話になったホストファミリーは、イギリス英語を話すので、馴染みがあり、なんとか聞き取ることができました。全員が同じ英語を話すわけではないため、自分がいくら話せても、聞き取りは「慣れないとできない」と感じました。とにかく話して耳を慣らすこと、そうすればどんな相手とでも会話できる！ と感じました。

――留学に行って、自分自身が変わったなと思うところがあれば教えてください
「時間を大切にしよう」と思うようになりました。１カ月という短い留学期間が決まっていたからこそ、その中で最大限、時間を有効に使って、自分の身になるように頑張ろうと思えたのだと思います。学校以外で英語を話せるコミュニティに参加したり、外に出られない雨の日は、英語のドラマを積極的に見たり、英語で日記を書いたりなど、時間をどう有効活用するのかを考えて生活することが自然に身についたと思います。

――留学を迷っている高校生や後輩の在学生へメッセージをお願いします
もし、迷っているのであれば、留学へ行った方が良いと思います。正直なところ、私のように１カ月の留学では英語力はそれほど上がることはないのですが、違う国の文化に触れたり、海外の家族の生活リズムを体験したり、新しいことにたくさん挑戦できる、本当に良い機会だったと思っています。英語しか通じず、まったく知らない土地に身を置く経験自体が、日本で生活していたら絶対に体験できないことなので、「経験を買っている」という感覚が身をもって感じられると思います。可能であれば、より長い期間、留学に行く方が良いと思いますが、金銭面での心配や親に反対されている場合もあるかと思います。そんな時は短期間でも、行動次第で充分に実りある留学にすることはできると思います。迷ったら、飛び出してみましょう！ 頑張ってください！

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