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心理

8月8日、心理学科の「高校生のための『大学での探究』体験講座」を開催しました

8月8日に心理学科の「高校生のための『大学での探究』体験講座」を開催しました。今講座の目的は、『大学での探究』という視点で実際の大学での授業を体験すること。保護者も含めて60名以上が、この体験授業に参加・聴講してくれました。心理学科では「人への理解にいかす心理学入門」というテーマで、前半と後半に分けて2つの内容を学んでいただきました。

【写真】田中佑樹先生の講義の様子

体験授業の前半は「自分のストレス対処パターンを知ろう!」という内容で、心理学科の田中佑樹助教が講義を行いました。「ストレス」という言葉は耳にしたことがあるかもしれませんが、その原因となる“出来事”と、それに対する“反応”に分けられることや、ストレスにどのように対処するかということを「コーピング」と呼ぶことなどを学びました。その上で、自分自身がどのようなコーピングを行いやすいかを実際のワークを通して確認し、セルフモニタリングによって適切なコーピングが出来るようになる、というお話でした。参加した高校生は、話を聴いて実際に心理テストに回答して結果を確認したり、セルフモニタリングについて書き出したりすることで、より自分自身のコーピングに意識が向いたようでした。

【写真】髙梨一彦先生の講義の様子

後半は「『イメージ』を探ることで人を理解する」という内容で、心理学科の髙梨一彦教授が講義を行いました。心理学における「イメージ」とは何か、その「イメージ」を探るために、心理学的な方法はどのようなものなのか(SD法)、その方法の背景にある理論の一部を紹介した他、その方法を使って身近な著名人について各自がアンケートに回答して調べてみるという流れでした。

大学の授業(講義)は、高校での授業時間の4コマ分に相当します。時間もさることながら、実際の大学の授業内容を最後まで受講するというのは、慣れていない高校生にとって、なかなか大変なことです。しかし、受講生からは、講義全体を通して「今まで以上に心理学に興味を持った」、「分かりやすく、面白い授業で、心理学についてもっと詳しく知りたくなった」など、長時間にわたる授業でしたが、興味を持って聴講してくれたことがわかりました。
また、「セルフモニタリングなど、自分を客観視することで、気分の変化などをわかりやすく理解できて楽しかった」、「色々なストレスの対処の仕方(コーピング)を知ることができて良かった」、「自分の持つイメージと他人の持つイメージの違いがわかった」、「SD法で自分のイメージを比較できて楽しいなと思った」などの感想がありました。参加した高校生は、それぞれ学びを自分のものにして講座は終了。終了後には、総合型選抜の受験時に活用できる受講修了証を配布しました。

次回のオープンキャンパスは、8月27日(日)に開催します! ぜひ、お気軽にお越しください。

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千葉テレビで放送された、心理学科の紹介動画はこちらから

【オープンキャンパス・イベント情報】
8月23日(水)&24日(木)「総合型選抜 書類作成講座」:詳細はこちらから
8月27日(日)「夏休み最後のオープンキャンパス」:詳細はこちらから

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