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【人文学部:シリーズ「キャリア教育」】学年を越えて学び合い、進路につなげるキャリア教育の実践
こども発達学科では、11月末に3年生が主体となって企画・運営する「実習報告会」を開催しました。当日は1~3年生が参加し、実習での学びを学年を越えて共有する機会となりました。当日は少人数のグループに分かれて進行し、1・2年生が質問しやすい雰囲気づくりが工夫されていました。
【写真】実習報告会での様子
【写真】上級生が作成した作品や資料を前にしてじっくり話すことができました
参加者アンケートでは、どの学年からも高い満足度が示されました。下級生からは「1対1で話すことができ、不安や疑問をすべて相談できた」「実際の製作物や実習録を見ることで、実習のイメージが具体的になった」といった声が寄せられました。また、主催した3年生からも「説明する立場として準備をする中で、多くの気づきがあった」との感想がありました。
実習での学びを一度きりの経験で終わらせず、振り返りや共有を通して進路選択につなげていく点も、本学科のキャリア教育の特長です。こうした取り組みを通して、学生は自分の適性や課題を見つめ直し、将来の進路について具体的に考える力を育んでいます。
こども発達学科のキャリア教育について、文部科学省による視察※も行われました。当日は、実習報告会に加え、実習後の進路形成を支えるキャリア支援体制(進路支援センター)との連携についても紹介され、意見交換が行われました。
※今年度、こども発達学科は関東唯一の大学として、文部科学省の事業に採択されています。詳しくは、12月にリニューアルした特設ページをご覧ください。
【写真】文部科学省による視察の様子
