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「専門性の高い教員をめざし上越教育大学大学院へ」こども発達学科の卒業生が大学院について在学生に紹介してくれました

2022年3月にこども発達学科を卒業後、(国立大学法人)上越教育大学大学院 学校教育研究科に進学した鈴木麻由さんが、和洋女子大学にて、上越教育大学大学院の山口美和先生と一緒に、こども発達学科の在学生たちに向けて、大学院の様子を紹介してくれました。

上越教育大学大学院は、2021年度から本学と協定を結びました。本学の教職課程の学生は、学長推薦(学内選考)により筆記試験が免除され、入学試験を受けることができます。

【写真】上越教育大学大学院の山口美和先生による大学院の紹介の様子

鈴木麻由さんインタビュー

――大学院への進学を考えたきっかけを教えてください
大学での授業や実習を通して、“保育者(幼稚園教諭や保育士)の子どもとの関わり”に関心を持つようになったことがきっかけです。特に、実習先で日々奮闘するなかで、どうすれば理想と現実の差を縮めることができるのか、理論と実践の往還からより専門性を高めたいと考えるようになりました。当時は、新型コロナウイルス感染症の流行により、1人で過ごす時間も多く、日に日に増す想いから進学を決意しました。

――上越教育大学大学院はどうでしたか?
自然が豊かで、幼児教育を学ぶ上でとても環境の良いところでした。上越教育大学大学院の先生は、和洋女子大学に似てとてもアットホームで、学びたいことや研究したいことを常に後押ししてくださいました。大学院生の中には、現役の小・中・高・特別支援学校の教諭や教諭をめざす仲間が多く、幼児教育だけでなく学校教育全体を意識しながら、幼児教育について学びを深めていくことができました。

――2年間の大学院生活をどのように振り返りますか?
大学院では、専門的な授業に加えて、年間150時間(週2〜3日)、実際に幼稚園にボランティアに入りながら研究を進める「学校支援プロジェクト」(現場が抱える課題等に対して、大学・大学院が連携協力し解決していくプロジェクト)を行いました。私自身、目の前の子どもへの援助と研究のバランスが難しく大変だなと感じることも多々ありましたが、大学院での学びと現場での実践が繋がっていく「理論と実践の往還」が非常に魅力的でした。学校支援プロジェクトは、実習とは異なり、年間を通して参加することができます。そのため現場の先生のカンファレンスの様子や経時的変化、それに伴う子どもの姿を追うことができ、本当に充実した2年間だったと感じています。

――学費や大学院生活はどうでしたか?
私は、授業料の免除制度やくびきの奨学金制度(返還不要)などを活用して学ぶことができたので、金銭的にも安心して学業に専念することができました。また、学生宿舎で生活していましたが女子棟12畳の個室でも月7,700円+光熱費(6,000〜15,000円位)でした。学生宿舎は大学構内にあり、土日や昼夜関係なく図書館なども利用できるのでとても便利です。
もうすぐ大学院生活も修了を迎えます。4月からは、公立保育士(東京都港区)としての活躍がたのしみです!

【写真】こども発達学科の在学生や教員からの質問に答える山口先生(左)と鈴木さん(右)

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【写真】鈴木さん(左)と在学生の交流の様子

 

こども発達学科では、学生一人ひとりが希望する進路に進めるよう、教職員や卒業生が一丸となってサポートをしています。大学院への進学を希望する学生は、あまり多くはありませんが、大学院の情報を集め、担任や教職員と進路相談を重ねながら進路を考えていきます。受験にあたっては、学科教員のサポートを得ながら、英語の勉強だけでなく、面接や研究計画書の対策を行います。

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