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こども

中野打越保育園の園長・保育士を招いて、特別講義を行いました

こども発達学科では、乳児保育の基礎を講義形式で学ぶ「乳児保育Ⅰ」(2年次・選択科目)、乳児保育の実際を演習形式で学ぶ「乳児保育Ⅱ」(3年次・選択科目)を開講しています。2年生は、年明け2月に保育所での実習、3年生は次年度6月に選択実習(保育所あるいは施設での実習)を控えており、0・1・2歳児(以下、乳児)を対象にする実習について楽しみにしながらも、“どのように関わればよいか?”“どのような援助が望ましいのか?”などについて、迷ったり悩んでいる学生も少なくありません。
そこで、今年度は10月23日に、「乳児保育Ⅰ」「乳児保育Ⅱ」の合同授業として、東京都中野区にある社会福祉法人青柳保育会 中野打越保育園の園長・穂苅陽子先生と、保育士の岡田芽生先生をお招きして、「乳児のあそび」について特別講義をしていただきました。

乳児のあそび

今回の「乳児のあそび」の講義は、中野区で作成した2020年3月策定、2023年3月改訂の「中野区保育の質ガイドライン」をもとに、中野打越保育園が2023年度に保育実践発表をした内容をこども発達学科の学生向けにより丁寧に講義していただきました。

発達過程を大切に!
乳児のあそびは、発達過程(発達の道筋)を理解した上で、考えていくことが大切であることから、あそびの側面から「子どもの発達」についてお話してくださいました。保育現場で楽しんでいるあそびについて、子どもの発達を絡めながら、わかりやすくポイントを示してくださいました。

【写真】乳児・幼児のあそびの“ここがポイント!”について、発達過程を踏まえて説明してくださる穂苅園長先生(右)と岡田先生(左)

「乳児のあそび」の実際
保育者は、どのように乳児のあそびを考えているのか、乳児は実際にどのように遊んでいるのか、「氷あそび」「片栗粉あそび」「寒天あそび」を取り上げて、実際のあそびの写真をもとに、具体的に紹介していただきました。あそびの準備や環境設定、子どもへのかかわり方、観察のポイントなど、現場の先生ならではお話でした。そして、これら共通のあそびのポイントは3つ、“子どもの言葉を待つ” “子どもの気付きを見逃さない” “無理に勧めない”。何より「体験型保育を通して生きる力を育む!」ことを大切にしたいとのことでした。

【写真】保育園でいつも楽しんでいるあそびを、たくさん紹介してくださいました! 

【写真】あそびの3つの共通ポイント!

【写真】遊びの準備や遊び始め方、関わり方など、一生懸命に記録をとる学生たち

よりよい実習をめざして大切にすること

学生にとっては、何度取り組んでも緊張するのが実習です。では、実習生を受け入れている園の園長先生や保育士は、実習生の何を見ているのでしょうか?

実習生の基本的な姿勢
実習生として大切にしてほしいことは「笑顔・元気・やる気」の3つ! その3つのポイントを、園長先生側と、毎日保育をしている保育士側から、具体的な例をもとにお話してくださいました。特に岡田先生からは、“自分が実習生の時に感じていたこと”と“実際に保育士になって実習生を指導する立場で感じていること”について、お話がありました。

【写真】多くの実習生を受け入れてきた豊富な経験談を盛り込み、何を大切にして実習をしてほしいかを伝えてくださいました!

ありのままのあなたで大丈夫!

どの学生も、特別講師の穂苅先生と岡田先生の特別講義に、最初から最後まで真剣に、そして楽しそうに聴講している様子がとても印象的でした。何より「ありのままのあなたで大丈夫!」と伝えてくださったことは学生たちの心に響いたことでしょう。

こども発達学科では、これからも保育現場で日々、子どもと関わる保育職員の方々とつながりあいながら、保育者をめざす学生たちにとって、有意義で楽しい保育の学びを提供していきます!

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