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「よく遊び、よく学べ! −大学での学びが、現場で活きています−」こども発達学科 卒業生インタビュー!

2020年3月にこども発達学科を卒業し、現在、港区公立保育士、市川市私立幼稚園教諭として活躍している2人の卒業生たちが大学に来てくださり、学生生活と社会人生活について話をしてくれました。
社会人4年目を迎えた2人の卒業生インタビューです。

【写真】左:港区公立保育として働く卒業生Eさん、右:市川市私立幼稚園教諭として働く卒業生Sさん

――久しぶりの大学はいかがですか?
kodomo_09830_img06.jpg卒業から丸3年も経つのに、学内のどこを歩いても、つい昨日のように学生時代を思い出します。なんだか違和感がなく、家に帰ってきたような安心感です(笑)。


kodomo_09830_img05.jpg卒業後も、こうして先生と話や食事をしたり、学科の友達と連絡を取り合ったり遊びに行ったり、それぞれの近況報告や情報交換ができる人間関係は、財産だなと感じています。


――実際に社会人4年目を迎えて、どうのように振り返りますか?
kodomo_09830_img05.jpg社会人4年目を迎え、子どもと一緒に過ごす時間が、1年、2年、3年……と少しずつ長くなってくると、日々の保育の中で感じる感動や喜びだけでなく、子どもが成長していくパワーに驚きと感動を感じます。また、一通りの仕事を経験したことで、責任のある仕事も任せてもらえるようになってきました。1・2年目頃に初めて任される仕事は、緊張や不安を感じながら先輩に支えてもらいながら、進めていく感覚でしたが、今では、一通り経験して仕事の進め方や見通しを持てるようになってきたので、良い意味で少し肩の力を抜いて仕事ができるようになりました。勤務先で募集している保育補助のアルバイトの方をリクルートできるようになったのも嬉しいです。今年も和洋女子大学の後輩3名が夏のアルバイトに来てくれるので楽しみです!

kodomo_09830_img06.jpg気持ちにも余裕ができてきたので、子どもたちの活動はもちろん、自分自身の今後のキャリア、仕事とプライベートのバランスも考えるようになりました。ふと思いついたアイデアを保育に落とし込むようにもなりましたね。子どもたちと一緒に行事の内容や遊びを考えていく中で、大学での学びやゼミでの経験、考え方がアイデアのヒントになることが多く、大学で4年間じっくり学ぶことができよかったと感じています。

――大学での学びで印象的なことはありますか?
kodomo_09830_img06.jpg実は、Eさんにとても感謝していることがあります。大学の講座で、Eさんが皆の前でエプロンシアターを行う場面があったのですが、その時の立ち振る舞いが、1つ1つ動作を丁寧に行っていて、とても印象的でした。時が経ち、自分が就職試験を受ける時に、似たような場面があり、ふとEさんの「素敵だな」と感じた立ち振る舞いを思い出しながら実践しました。後から聞いた話ですが、私が素敵だと感じた立ち振る舞いは、就職先の先生も同じように感じてくださったようです。

kodomo_09830_img05.jpg細かいところを見られていたのは少し恥ずかしいけれど、私も、学科の友達の姿から学ぶことはとても多くありました。今でも時々、参考にしています。


――2人は同じゼミだそうですが、ゼミや卒業研究はいかがでしたか?
kodomo_09830_img06.jpg当時のゼミでは、「よく遊び、よく学べ」をスローガンに、夢中になって遊び、考えを深めていくスタンスだったので本当に面白かったです。



kodomo_09830_img05.jpg雪山で雪遊びやスノースポーツを体験したり、BBQをやりながら、お肉の種類や野菜について考えたり。遊びの企画を通して、しおりや計画書もPCでたくさん作りました。卒業研究は、統計解析やプレゼンテーションもあり難しかったけれど、それぞれの興味・関心から学びを深めていくことができましたし、研究を通して身に付けたICTのスキルも今、仕事に役立っています。ゼミでは、私たちがやってみたい興味関心事を1つひとつ実践し、ただ実践するだけでなく、学術的に掘り下げ、論理的に考える、その繰り返しでした。なんだか保育に似ていますね。

kodomo_09830_img06.jpgゼミの夏合宿で行った、足に絵の具をつけて白い紙の上を走るボディペインティングは、実際に保育に取り入れました! 行事で教室をジャングルに見立てた迷路を作ることになったのですが、子どもが段ボールの上を緑の絵の具を使ってぺたぺた歩いたり、全身を使って転がったりすることで、ユニークなジャングルになりました。子どもも絵の具の感触を味わうだけでなく、動物の動きを真似てみることや、手足の形など身体の形に関心を持つなどしながら、行事に向けた保育活動を展開できました。あの時、ゼミで実際にボディペインティングを体験しておいて本当によかったです。

【写真】学生時代、ゼミの夏合宿で行った、ボディペインティング

【写真】ボディペインティングの体験を活かし、保育現場で作ったジャングル迷路

このように、こども発達学科では、卒業後も大学の教員や同級生たち・後輩たちとつながりを持ちながら、保育者・教育者として、お互いに情報や意見を交換したり相談したり、高めあいながら切磋琢磨しています。

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