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生活環境

生活環境学科教員の活動紹介【3】水野一枝准教授

2026年4月開設、生活環境学科についてはこちらから

水野一枝准教授

研究内容:快適で健康、安全な衣服や寝具について研究をしています。特に快適に眠れる寝衣、寝具、寝室環境と睡眠に関する研究に力を入れています。
主な担当科目:被服衛生学機能アパレル論被服材料学実験
教員プロフィールはこちらから

「快適で健康な衣服・寝具の研究」に取り組んでいます。

衣服の歴史には、内臓まで圧迫するコルセット、負傷者が続出する靴など、健康や命すら脅かす多くの失敗があります。こうした失敗を繰り返さないために、衣服や寝具の快適性、安全性そして健康に及ぼす影響を考えることは大切です。そこで、本研究室では衣服の中でも寝衣や就寝時に着用する下着、寝具や寝室環境に関する研究に取り組んでいます。「夏に冷房を使用せずに快適に眠る方法は?」「どんな枕が快適なの?」「寝る時に履く着圧ソックスについて知りたい!」など、人の睡眠や健康に関わる身近なテーマを調べています。すべての研究が人を対象とした実験や調査ですので、人に興味を持つことが求められます。ゼミ活動では、様々な文献を読みながら、日常生活を振り返り、話し合うことで自分の考えを持つことを大切にしています。研究成果を学会で発表し、他大学の方との交流を通して卒論を深めるゼミ生もいます。

<本研究室では、以下のような研究課題に取り組んでいます。>

就寝時のブラジャーに関する研究 

就寝時に着用するブラジャーについて、若年から高齢の方を対象に着用の実態を調査しています。また、ナイトブラジャーが締め付けの強さやリラックス感に及ぼす影響についても研究をしています。

就寝時の着圧ソックスに関する研究

就寝時に着用する着圧ソックスについて、着用の実態を調査しています。また、睡眠や健康状態との関連について研究をしています。

冷却枕による夏の快眠法

夏に冷房を使用しないで、快適に眠る方法として冷却枕に着目しています。冷却枕は冷たすぎる、または冷たさが続かないと睡眠を改善しません。そこで、冷却枕の快適な温度や冷やす持続時間について研究しています。