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障害者福祉について研究している髙木憲司准教授からのメッセージを紹介します
髙木憲司准教授は、社会福祉士として主に障害児・者のサービスや相談支援、災害時の支援、特に医療的ケア児者の地域生活支援や、理学療法士として、重度障害児者のシーティング等生活環境支援について研究しています。
障害福祉の制度は3年ごとの報酬改定や法改正もあり、いま、大きく変わろうとしています。医療的ケア児・者も病院や施設ではなく、地域で当たり前に暮らせるように、様々な制度改正がなされておりますが、それとともに人々の意識も変えていく必要があります。私としても、あらゆる機会を通じて、障害福祉に携わる方々等に、障害福祉の制度や理念をお伝えしていますが、最近は講演だけではなく、動画出演というのも多くなってきました(写真)。少々、恥ずかしいのですが、多くの方に視聴いただき、理念等が伝わることを願っています。
私は、医療的ケア等の重度の障害をお持ちの方をお預かりできる通所やグループホームを運営している千葉市の社会福祉法人を応援しているのですが、最近、新たなグループホームと通所棟を開設しました。
【写真】髙木准教授が開設した機械浴槽完備のグループホームと通所棟
吹き抜けと間接照明のあるとても素敵な建物です。重度の障害者の方の入浴にも対応できるよう、機械浴槽も備えています。この施設には、社会福祉士の資格を取得して2023年度に卒業したOG(卒業生)が勤めており、現在、実務の経験を積んでいます。きっと、素晴らしいソーシャルワーカーに育っていくものと期待しています。
家政福祉学科では障害者福祉について「障害者福祉論」(2年次・選択科目(社会福祉士必修科目))「障害者福祉サービス論」(2年次・選択科目)などで学習します。授業では、テキストだけではなく、実体験や動画を通して、リアルにイメージできるよう解説しています。家政福祉学科では、家庭科教諭、社会福祉士、保育士の取得をめざす学生たちを応援しています。
家政福祉学科では、家庭科教諭、社会福祉士、保育士の取得をめざす学生たちを応援しています。
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