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「ユニバーサルデザイン演習」で、食分野とのコラボレーション授業を行いました
家政福祉学科4年次の選択科目「ユニバーサルデザイン演習」は、「ユニバーサルデザイン論」(4年次・選択科目)の学びを深め、演習形式で実践的に学ぶ授業です。どちらの授業も、担当は住居系分野の金指有里佳助教です。
ユニバーサルデザイン※は、住居・建築分野にとどまらず、他の分野においても大切な学びです。今年度は食分野とのコラボレーション(担当:池谷真梨子助教)として、調理室にて「食の視点からみたユニバーサルデザイン」の授業を行いました。
※ユニバーサルデザインとは、直訳すると「普遍的なデザイン」という意味で、性別や年齢、国籍や障害の有無を問わず、はじめから誰でも利用しやすいデザインのこと。
まず初めに、池谷真梨子助教からユニバーサルデザインの食具、食器、調理器具、ユニバーサルデザインフード(UDフード)などに関するミニ講義を行いました。
次に、学生たちはグループに分かれて、ユニバーサルデザインの食器等を使い、実際にUDフードの試食を行いました。使う人によって持ち手を変形できるスプーンなども使いながら、UDフードは容易に噛めるものから噛まなくてもよいものまで種類があり、それぞれ試食をして違いを確認しました。授業の最後にはグループワークを行い、学生たちが気づいたことを共有し、考察をまとめました。