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実習先施設に関する知識を学ぶ「保育体験演習Ⅱ(施設)」(授業紹介 No.11)
家政福祉学科 児童福祉コースの、保育実習に向けた事前学習を行う「保育体験演習Ⅱ(施設)」の授業で、松戸市の児童養護施設「晴香園」へ、1年生22名が見学に伺いました。指導教員は二宮祐子准教授です。まずは、職員(保育士)の方々から、園内では普段、子どもたちがどのように過ごしているのか、スライドや資料をもとに講義をしていただきました。
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【写真】講義を受ける学生たち
講義を受けた後、3グループに分かれて、園内見学に出発。晴香園では、8人ほどの子どもたちが別々のホームに分かれて暮らしています。中庭から各ホームの配置を見た後、ユニットの室内に案内していただきました。通常、園外の人に対して、ユニット内部を公開することはありませんが、保育士をめざしている学生たちの勉強のため、特別に、室内の一部を見せてくださいました。
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【左写真】中庭で説明を受ける様子
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【右写真】特別にユニットの室内に案内していただきました
その後、各グループで職員の方々を囲んで、ディスカッションを行いました。施設を見学する中で、学生たちは疑問に思ったことを質問したり、職員の方々にとってのやりがいなど、それぞれが抱えている思いや願いをざっくばらんに語っていただいたりしました。
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【写真】職員の方々とディスカッションする様子
児童養護施設は、そこに住んでいる子ども達にとっては、日常生活が営まれている「家」であるため、内部を見学させていただく機会は希少です。保育士をめざす学生達にとって、社会的養護の実際に触れる貴重な機会となりました。
児童福祉コースでは、実習に行く前の1年次から、施設見学など、実践的な学びの機会を提供できるよう、実践現場と密接に連携したカリキュラムを展開しています。
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【写真】施設の前で集合写真(撮影時のみマスクを外しています)