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家政福祉学科で「ガイドヘルパー講習」を開催しました
8月25日・26日の二日間にわたって、千葉県市川市の社会福祉法人 一路会が実施する「ガイドヘルパー講習会」を行いました。
この講習会は、和洋女子大学にて、社会福祉法人 一路会から8名、市川手をつなぐ親の会から1名の方を講師としてお招きし、受講料は学生特別価格で3,000円（テキスト代2,600円含む）というお得な価格で開催しました！
受講した学生は、家政福祉学科の1年生から4年生まで22名。社会福祉士をめざす学生だけでなく、障害者の外出支援や知的障害、発達障害等に関心がある学生が幅広く受講してくれました。
【写真】動画を視聴しながら知的障害、自閉スペクトラム症の方の日常を学びました
ガイドヘルパーとは、移動介護従事者とも呼ばれ、視覚障害や全身性障害、知的・精神障害によって、1人で外出することが困難な方の移動を介助する、千葉県の認定資格です。この講習会は、障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業の一つで、移動支援事業の従業者資格が得られる（ガイドヘルパーとして勤務できる）ものであり、主に知的障害児者の外出支援業務を対象としています。講義では移動支援事業の制度の内容とともに、知的障害児者の特性や日常生活を具体的にイメージできるよう、動画や体験談を交えて丁寧に伝えていただきました。
【写真】当事者の親の思いを聞く講義もありました
この講習で得られる資格は、福祉関係のプラスアルファの資格として人気が高く、アルバイトでも実際にガイドヘルパー（移動支援従業者）として勤務すると、福祉分野の実務経験としてもカウントできます。また、知的障害児者の外出支援で、公園や遊園地などで一緒に遊ぶ支援は何より楽しいものです。
本講習会は今回初めて和洋女子大学で開催しましたが、今後も定例化して開催する予定です。受講したいと考えている方は、ぜひ次年度もご参加ください。
【写真】社会福祉法人 一路会が運営する介護施設「かしわい苑」現場リーダーの方から、日中活動の様子を教えていただきました